産婦人科医の高橋怜奈さん監修の本「みんなのアソコ」に、性交痛についての解説がありました。
同書の150~151ページから一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
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みんなのアソコ
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セックスが気持ちよくなるには条件がある 性交痛の原因5つ
高橋医師は「全てのセックスが気持ちいいわけではない」と指摘されています。
セックスとは気持ちがいいもの、というのは思い込みでしかありません。
アダルトコンテンツで描かれるセックスでは、女性は必ず快楽に溺れます。
しかしこれは、ファンタジーです。
嫌がる女性が最後はオーガズムに達するのは、現実の出来事ではないのです。
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セックスが気持ちよくなるには、条件が必要なのです。
こうしたファンタジーを見て「セックスはこうなんだ」と刷り込まれたのは男性だけでなく女性も同じで、だからこそ痛い、気持ちよくないセックスがつづくと「私がおかしいのかも」と悩みます。
しかし、それは違います。
セックスとは、「安心できる関係性の相手」と「適切な方法で行われたときに」気持ちがいいものになるのです。
行為中に痛みを感じては、当然気持ちよくはなれません。
その原因として、高橋医師は以下の5つを挙げています。
痛みの原因がはっきりしていることもあります。
たとえば、処女膜が残っていて入り口が痛い、小陰唇が長めで挿入時に男性器とともに膣に巻き込まれるといった、性器の状態による痛み。
また、子宮内膜症で臓器と臓器がくっついているため、ピストン運動の刺激により膣の奥に痛みが出るケースもあります。
あるいは、適切でない愛撫です。膣に指を乱暴に出し入れすれば、摩擦によるダメージで傷になることもあります。
膣が濡れていない状態での挿入も同様です。
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上の5つ以外にも原因はあるので、痛み解消には一人で悩まず、パートナーの協力も欲しいところ。
痛みで自分を責める必要はないけれど、セックスの快感をあきらめる必要もありません。
その方法は、パートナーと模索するものです。
一度痛みを感じると、次からは身構えてしまい快感は遠のきます。
再び楽しめるようになるには、ふたりでリカバリーすることが大事です。
女性の身体に原因があっても、痛みが出ない愛撫の仕方、体位などは、一緒に考えましょう。
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専門家のアドバイスが必要なケースもあります。
婦人科で相談したほうがいいこともあります。
処女膜や小陰唇の問題は、ごく簡単な手術で解消することがあります。
子宮内膜症の治療後に、セックスを楽しめるようになる人もいます。
性交痛に関しては他にも記事を作成しています。
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