女性の体のコンディションは一定ではなく、変化します。
その変化で最もわかりやすいのが、生理と妊娠です。
妊娠は言うに及ばず、生理も女性の心身に大きな影響を及ぼしますが、男性パートナーがいる場合は性行為をする機会があります。
女性の体がデリケートな状態での行為には、いくつかの注意点があります。
このコンテンツでは、その注意点をまとめています。
生理中セックスの注意点 関口由紀医師解説
「生理中はエッチしたくなる」という話を聞いたことはないでしょうか?
単に「したくなる」というより、普段よりも性欲が高まって、とにかくエッチに積極的になるのです。
もちろん一方では、「別に普通と変わらず、特にしたいわけではない」という女性もいます。
実際どうなのかというと、「生理のときセックスしたくなりますか?」と、そのものズバリのアンケートをLCラブコスメさんが行っています。
(総回答数401名 2013年10月実施 詳細は下記リンク先をご覧ください)
それによれば、「とてもしたくなる」「したくなる」を合わせると59.6%、「したくならない」が34.9%でした。(残りは「その他」)
生理中にしたくなる女性は多め、と言えそうです。
それでは、生理中はエッチしても問題ないのでしょうか?
エルシーラブコスメティックさんのサイトには、女性医療クリニックLUNA理事長・関口由紀医師が生理中のセックスについて解説したコンテンツがあります。
それによると、生理中であってもセックスは基本的に問題ないのですが、以下のような前提や注意点があります。
・女性が痛みを感じていない(生理1~3日目は特に注意)
・以前の生理中のセックスで大量出血をしていない
痛みがあったり、大量の出血を経験している場合、生理中のセックスは避けたほうが無難です。
彼から求められても、生理中である旨を伝えて我慢してもらい、オーラルセックスやハンドマッサージを行うと良いでしょう。
(※ハンドマッサージについては 男性をせめる愛撫エッチテクをサポート リュイールフォーメンコンテンツをご覧ください)
ちなみに、生理中でも妊娠する可能性はあるので、避妊を意識しているカップルは適宜コンドーム等を使用する必要があります。
PR
焦らす彼に乱れる夜は…『ラブコスメ リュイール ホット』【LCラブコスメ】
妊娠中のセックス コンドームは着けるべき 関口由紀医師
妊娠中は母体と胎児の安全が最優先されるため、体を重ねたり揺らしたりするセックスにはどうしても慎重になってしまいます。
妊娠中はセックスしない、というカップルもいるようです。
しかし結論からいうと、医師から危険性を指摘されていないかぎり、妊娠中の性行為に問題はありません。
ただし、注意点はあります。
・女性の腹部を圧迫しない体位をとる
・全ての動作をソフトに
・バイブなど挿入するグッズは使わないほうが無難
つわりが強く、女性が乗り気でないのにセックスをすると、女性は産後も性欲が湧かなくなってしまうこともあります。
無理はダメです。
当然ですが、女性の腹部を圧迫すると胎児に影響します。
後背位や女性上位、二人が寝た状態での後背位などがお勧めです。
妊娠中の膣内は通常と異なり、とてもケガをしやすい状態です。激しいピストン運動や指での刺激は避け、「とにかくソフトに」を心がけましょう。
同様の理由で、挿入するタイプのアイテムは使わないほうが安心です。膣内の負傷だけでなく、早産をひき起こすリスクも上げてしまいます。
横浜元町女性医療クリニックの関口由紀医師は、以上の注意点に加えてもうひとつ
妊娠中のセックスでもコンドームを使用する
ように指摘しています。
これは言うまでもなく妊娠予防のためではなく、
・胎児や子宮内を感染症から守る
・精液による子宮の収縮を防ぐ
という理由があります。
あまり知られていませんが、この点にもご注意ください。
また、裸でいると体を冷やします。
母体の冷えは早産の原因になるので長時間裸のままで過ごすのは避けましょう。