一般的に「バストが大きい悩み」に関する話題は、「小さい悩み」よりも情報量が少ないようです。
大きいバストは、「小さい」ケースよりも場合によっては深刻なのですが、その対処となるとなかなか難しいようです。
このコンテンツでは、美容外科医・北村珠希医師の「オトナ女子のためのおっぱいケア手帖」10~39ページから、胸が大きいことに関する情報や、対処法をいくつかまとめています。
「対症療法」的な措置ですが、悩みが多少なりとも改善されるようであれば、参考にしてみて下さい。
大きいバストで悩む女性の割合
2014年11月に大手下着メーカー・トリンプが1747人の女性にアンケートをとったところ、18.7%が「バストが大きくて困ったことがある」と回答しています。
胸が大きくて困っている女性が2割弱存在するのです。
またDカップ以上のブラを使用している女性に限ると、約4割が「バストを小さく見せたいと思ったことがある」と答えています。
バストが大きいことによる悩みには
「肩が凝る」
「太って見える」
「着たい服が似合わない」
「運動時に邪魔、痛い、恥ずかしい」
といったものがあり、やはり「大きければよい」というわけではないようです。「合う下着(ブラ)が見つからない」という話もよく聞きますしね。
特に、まだ学生の時点でバストが目立ってしまうと、体育や水泳の授業などが苦痛になってしまいます。男子学生の目も気になります。
対処はなかなか難しいのですが、いまは大きい胸の女性用アイテムが増えており、通販もあります。
辛さを軽減してくれる選択肢は増えています。
バストの大きさが目立たない服
ちなみにこうした服を選ぶと、大きいバストが目立ちにくくなります。
・黒、紺、茶、カーキなど収縮色を選ぶ
「引き締まって」見えるため、胸元が控えな印象を与えます。
・トップスをVネックにする
首元や鎖骨が露出すると目線が行きやすく、胸元が目立たなくなります。チェーンが短いネックレスをすれば、「視線そらし」効果がさらにアップ!タートルネックは胸が強調されるのでNGです。
・縦ストライプを選ぶ
縦のラインはスリム効果があり、かつバストの大きさが目立ちにくくなります。横ストライプ(ボーダー)は逆の効果があるのでおすすめできません。
上のコンテンツでも紹介したように、バストが大きい女性向けの下着・服の選択肢は増えています。
販売サイトによっては「グラマーさん向け」といった専用コンテンツもあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
続いて、男性がバストについてどう考えているか?のアンケート結果を紹介します。
男性がバストに求めるもの
美容外科・東京イセアクリニックが、20~50代の男性を対象に女性の外見について調査しました。
「初対面の女性のどこをチェックしますか?」との問いに、一番多かったのは「顔(80%)」で、次点が僅差で「胸(78.9%)」でした。
(3位以降は「ファッションセンス(27.8%)」、「髪型(26.7%)」、「お尻、足(ともに18.9%)」でした)
では、その女性の胸で何を重視しているかというと、「形の良さ(43.7%)」「大きさ(23.2%)」で、「形」が「大きさ」に差をつけて一位なのです。
(3位以降は「柔らかさ(17.5%)」「弾力(4.8%)」「色(3.9%)」「ハリ(3.9%)」と続きます)
「巨乳」なんて言葉があるように、一般に男性はバストの大きさを何より求めている印象がありますが、実際には必ずしもそうではないようです。
バストの重さは?
全米でシームレスブラを販売しているテレビショッピングの研究所が、パストの平均的な重さを調査しています。
その結果、左右の胸の合計の重さは以下のように判明しました。
Aカップ
約326g 中くらいのリンゴ1個
Bカップ
約447g 中くらいのジャガイモ3個
Cカップ
約531g 葉つきトウモロコシ1本
Dカップ
約758g グレープフルーツ2個
Eカップ
約1006g 小ぶりのパイナップル1個
Fカップ
約1180g 小ぶりのメロン1個
ちなみにCカップ以上になると、76.6%の女性が「バストが重い」と感じるそうです。
確かにこれだけの重さを四六時中支えているのは疲れます。
そのため肩コリを起こす女性も少なくないようです。
おっぱいが大きくて肩がこる 対処法は?
バストが大きいために、肩がこる女性は珍しくありません。
上のコンテンツで紹介したように、おっぱいの重さはAカップでも約300g、Fカップになると1kgを超えています。
これに頭部の重さの5kgほどが加わり、首や肩の筋肉に負担をかけます。
加えてバストが大きい人は、胸が目立たないように猫背になりがちです。筋肉が硬まって血行が悪くなり、肩コリを発症しやすくなります。
そのため肩コリの対策として、まずは首や肩に負担をかけない姿勢を習慣にしましょう。
そのポイントは
・あごを引く
・下腹部に軽く力を入れる
・骨盤をしっかり立てる
の三つです。
立っている時も、座っている時もこれらを意識しましょう。
使うブラジャーにもポイントがあります。
・肩ひもやベルトが太いタイプ
・おっぱい全体を包み込むフルカップ
のブラジャーを選ぶと肩に重さが集中せず、肩コリが起こりにくくなります。
大きいバストの悩みに根本的に対処するのは、外科手術を除けばなかなか難しいのが実情のようです。
当サイトでは、バストが大きい人の口コミを集めたコンテンツを作っています。
参考にご覧ください。
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