美容師の砂原由弥(すなはらよしみ)さんが、著書「なりたい自分は髪でつくる」で、ドライカットのメリットを解説されています。

砂原さんが担当した多くの芸能人や一般人は人生が好転しています。
 
それにもドライカットの利点が関係しているようです。
 
同書の7~8ページから、一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になります!)

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なりたい自分は髪でつくる


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ドライカットのメリット・利点 自宅での再現度が高い

ドライカットには、メイクの現場で活きる長所があります。

私は、ドライカットでお客様の髪を切っています。
 
ドライカットとは文字通り乾いた状態で髪の毛を切ることです。
 
ヘアメイクの現場では、カットをしてすぐに撮影となるケースも多く、瞬時に髪型をデザインするスピード感が求められます。
 
その度に髪を濡らしていたのではカットからドライ、セットまでに時間がかかりすぎてしまうのでドライが有効です。
 

一般人が利用する美容室でのドライカットにも利点があります。

そのドライカットですが、美容室のサロンワークでも大きなメリットがあります。
 
乾いた状態でのカットはお客様の本来もっている髪のクセや動きを的確に見極められるため、ひとりひとりの個性をいかしたオンリーワンの髪型がつくれます。
 
なによりカットが終わった時点で仕上がりが見えるので、自宅での再現性が高いのがポイントです。
 
お客様自身のスタイリングのしやすさにも直結します。
 

こうした利点だけでなく、ドライカットにはスゴい力があるようです。

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人生を好転させる?ドライカット 芸能人だけでなく一般人も

この砂原さんのドライカットは多くの人に良い影響を与えています。

そうやってひとりひとりに似合わせたスタイルをつくってきたところ、「砂原が担当した新人は必ず売れる」というジンクスができ、多くの俳優さんのヘアメイクを担当するようになりました。
 
新人俳優さんや女優さんが海外の映画祭で賞をとったり、大河ドラマの主役に決まったり。
 
無名の芸人さんが人気のバラエティ番組に出演したり、別の方がM1グランプリで優勝したり。

一般の人も同様です。

これは芸能のお仕事にかぎったことではありません。
 
お客様に似合う髪型をつくることで、お客様が自分でも気がつかなかった魅力に気づき、周りも巻き込んでお客様自身が輝き始めるというプロセスで、ブレイクする方たちをたくさん見てきました。
 
(中略)
 
例えば、男性のお客様がバッサリ髪を切ってイメージチェンジしました。
 
その髪型をSNSに投稿したところ、高校時代の憧れのマドンナからコメントがあり、それをきっかけに付き合い始めることに。
 
その1年後には結婚し、今では一児の父になっています。
 
就職活動の面接の前にカットして、見事合格!といったエピソードには枚挙に暇がありません。
 

「ドライカットにするといいことがある」と保証できるわけではありませんが、これまでに経験したことがなければ、一度試す価値はありそうです。
 
砂原さんの本にはドライカットだけでなく、髪の扱い方などもわかりやすく解説されているので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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