前田典子さん 髪の美容法「髪でなく頭皮を洗う」のコンテンツで、頭皮を洗うことの重要性を前田典子さんが強調されている件を紹介しました。
前田さんが美髪をキープされているのは、髪ではなく頭皮を重点的に洗っているからなのだそうです。
スカルプケア専門店OHBA代表の大場隆吉さんも同じ考えをお持ちです。大場さんは独自のケア方法で多くの人の頭皮を健康にしてきた、頭皮ケアのエキスパート。
大場さんも「シャンプーは髪ではなく頭皮を洗う」と主張されているのです。
大場さんの著書「3分間頭皮ケア」18~29ページを参考に、大場さんの言葉や「髪にNGな習慣」のチェック項目をまとめています。
頭皮はすべての美容に関わっている
大場さんによると、頭皮は髪だけでなく、全身の美容に関わるパーツなのだそうです。
約20年、さまざまな人に教えをいただき、勉強を重ねるうちに、「頭皮」という存在にたどり着いたのです。
その面白さにどんどん惹かれていきました。そして一つの発見をしたのです。
その発見とは、「頭皮は、すべての美容の『基礎』である」ということです。
(文字の強調は本サイトによるものです)
髪の美容において重要なのは言うまでもありません。
髪を気にする人はたくさんいますが、髪をいくらケアしてもその土台となる頭皮の環境が悪ければ髪の毛は抜け落ちていきますし、細くもなります。
でも、頭皮をケアしさえすれば髪は太くもつややかにもなるのです。
頭皮は細胞分裂が激しく、新陳代謝も活発なため、しっかとケアするだけで、健康にも美容にも非常に大きな効果をもたらします。
健康で美しくありたい人にとっては必須の部位と言えるでしょう。
しかし大場さんによると、頭皮を洗う重要性はあまり理解されていないようです。
そもそも、シャンプーの際に「頭皮」が意識されていないのです。
「シャンプーは頭皮を洗う」意識を NGな習慣チェックリスト
「シャンプーは髪を洗うもの」という意識を持っている方は多いのではないでしょうか。
ある意味当然といえば当然の認識ですし、シャンプーにその側面があるのは間違いないはずです。
しかし大場さんが強調されるのは、シャンプーは頭皮を洗うものという意識です。
シャンプーのやり方を間違えると、頭皮の環境がきれいな状態に保たれず、「かゆみ」の原因になることはお話ししました。
では実際に頭皮にあったシャンプーをしている人は、いったいどれほどいるのでしょうか。
実は、ほとんどの人は間違えたシャンプーをしています。そして、その原因ははっきりしています。
そもそもシャンプーに対する「考え方」が間違っているからです。
多くの人がシャンプーは「髪を洗うもの」と思っています。もちろん、髪の汚れを洗い落とすことも重要です。しかしシャンプーは、それ以上に髪の毛の土壌である「頭皮」を洗う行為なのです。
この「頭皮を洗うもの」という意識がないために、頭皮の環境をきれいに保てず、結果、髪の悩みを抱いて私のサロンに訪れる人が今もたくさんいます。
大場さんの著書には、シャンプーにかかわる「NG習慣」チェックリストがあります。試しに答えてみて下さい。ボックスはクリックするとチェックできます。
朝シャン派である
シャンプー時間は2~3分で、手早くすませている
好きな香りで包まれたいので、香りを残してすすいでいる
髪の傷みが気になるので、トリートメントをたっぷり使っている
ワックスやムースを毎日使用している
刺激がないとシャンプーした気がしないので、強めに洗っている
ブラシを使って洗っている
熱いシャワーが好き
洗った後、乾かさないでそのまま寝てしまう
以上9つのうち、チェックはいくつありますか?
3つ以上当てはまったら要注意です。シャンプーの習慣を見直す必要があるかもしれません。
もしもあなたが自身の髪のコンディションに何か不満があるなら、今後は「頭皮を洗う」意識と上のNG習慣を避けるよう心がけてはいかがでしょうか。
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