美容師の砂原由弥さんが著書「なりたい自分は髪でつくる」で、頭皮のニオイ対策を解説されています。
絶対にやってはいけないことや、栄養面で気をつけることがわかります。
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なりたい自分は髪でつくる
同書の102~103ページから、一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
頭皮の臭いと生活習慣 食事・睡眠・ストレス
砂原さんは「頭皮の臭いは内側からインナービューティでしっかりケア」と考えています。
髪・肌には身体の状態が表れるのです。
前項でもお伝えしましたが、頭皮が臭ってきた、ベタつきが気になるといった頭皮サイクルの乱れには、食生活の乱れや睡眠不足によるホルモンバランスの変化といって体の内側の状態が大きく関わっています。
関係しているどころか、髪や肌は、日頃の生活やそれによる体の内側の状況を示すバロメーターであるといえます。
口にするものや睡眠など、日頃の生活が影響するわけです。
頭皮の臭いに関わる生活習慣には次のようなものがあります。
頭皮の臭いが気になりだしたら、シャンプーなど外側からのヘアケアだけでなく、インナービューティを見直し、内側からもしっかりケアをしましょう。
食事では、アルコールや脂っぽい食事のとりすぎに気をつけ、皮膚の代謝を改善するビタミンCやBを多くとるといいでしょう。
睡眠不足は、ホルモンバランスを崩し、皮膚の抵抗力を低下させるので要注意。
ストレスもインナービューティを乱れさせる原因になりますので、日頃から疲労をためない環境づくりを心がけましょう。
髪を乾かすことも忘れずに 頭皮のトラブルのケースも
そしてこれも忘れてはいけません。
また、髪を乾かさずに寝ることは、頭皮の雑菌を増やす一番の原因になります。
一度でも髪の毛が濡れた状態でベッドに入ってしまったら、枕が雑菌まみれになるといっても過言ではありません。
どんな疲れていても「メイクだけは落とそう」と考えている方は多いと思いますが、同様に「髪の毛だけは乾かそう」という意識も大切にしてください。
シャンプーをしっかりすすぐ、しっかり乾かす。その基本的なところを怠ると頭皮は臭ってきます。
頭皮のトラブルもニオイの原因になります。
臭いやベタつきだけでなく、フケがたくさん出るようになったり頭皮にかゆみや炎症が伴う場合は、脂漏性皮膚炎の可能性も考えられます。
頭皮カビと呼ばれるカビの一種が原因と考えられる皮膚炎なので、症状繰り返す場合は皮膚科など専門医での診療をおすすめします。
頭皮のにおい対策といっても特別なことではなく、一般に「美容に良い」と言われている生活習慣でOKのようですね。
あとは髪を乾かすのを忘れないようにしましょう。
その重要性については別記事も作成しているので、お時間があったら下の関連記事をご覧ください。