美容師の砂原由弥さんが著書「なりたい自分は髪でつくる」で、トリートメントについて解説されています。
インバス・アウトバスの違いや使い方、「やる必要のないこと」などがわかります。
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なりたい自分は髪でつくる
同書の126~127ページから一部を抜粋して紹介します。
インバス・アウトバストリートメント やる必要のないことや選び方
トリートメントにはインバスとアウトバスの二種類があります。
トリートメントの種類は、大きく分けると2つあります。
ひとつは、シャンプー後にお風呂で使って洗い流すタイプ(インバス)、もうひとつは髪の毛を乾かす前後に用いる洗い流さないタイプ(アウトバス)です。
インバスは文字通り、お風呂で使います。
髪全体に使う必要はありません。
インバスは、頭皮用(スカルプケア)を除いて、髪の毛に必要な栄養を補い、ツヤや指通りをよくするために使います。
そのため、トリートメントをつけるのは毛先が中心。
本来、髪の毛が健康な状態なら頭皮から出る皮脂で髪の毛に油分が補われます。
とはいえ髪の毛は日々さまざまなダメージを受けているため、それを補うのがインバスの役割になります。
そのため、生まれたばかりの根元の髪にトリートメントをベタベタつける必要はありません。
栄養分を浸透させたら、ぬるつきがなくなるまでしっかりと洗い流すのがポイントです。
アウトバスは髪質による使い分けも意識しましょう。
一方、アウトバスのトリートメントは、ドライヤーの熱や外気から髪のキューティクルを守るために使います。
タオルで髪の水分をふきとり、スキンケアのように、ミストから乳液、クリーム、オイルなどがあります。
おもにパサつきを防ぐ目的なので、髪のボリュームが少ない人やペタッとしてしまう人は油分の少ない軽い質感のものを、反対に乾燥や広がりやすい髪の人は、クリームなど重めのものを選ぶといいでしょう。
メインになるのはインバス、さらにケアしたいならアウトバスも使う、というやり方もアリです。
必ず両方のトリートメントを使わないといけないかというと、そんなことはありません。
インバスは髪の摩擦や紫外線から髪を守る役割があるため必須ですが、髪のダメージがひどいときにアウトバスをプラスするというイメージです。
とはいえ、トリートメントはあくまで保護と栄養補充。健康な髪を育むために大切なのは毎日のシャンプーです。
当サイトではラブコスメさんのジャムウ・クリームバストリートメントについて記事を作っています。
使い方なども紹介しているので、チェックしてみて下さい。