「前髪の分け方で印象を変える 色っぽい雰囲気にするには?」では、色っぽい印象を与える髪型の作り方について、ヘアスタイリスト・津村佳奈さんの解説を紹介しました。
このコンテンツでは、「知的に見せたい」「柔らかい印象を与えたい」といった場合の方法をお知らせします。
髪の分け方がカギです!
面接やデートなど、シチュエーション別に使えるので参考にしてみて下さい。
津村さんの著書「なぜか美人に見える人は髪が違う」146~148ページから一部を抜粋しています。(この本は参考になりますよ!)
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面接やプレゼンで知的に見せたいとき
知的に見せたい場合、おさえるべきポイントがあります。
さきほどは色気を出す前髪の分け方を紹介をしましたが、他にも顔の印象を変える前髪のアレンジはたくさんあります。
たとえば、面接やプレゼンなどの知的に見せたいシーンでは、シャープな顔立ちの右顔を見せつつも清潔感のある前髪がベストです。
色気を出したいときのように影をつくるのはビジネスシーンでは向かないので、顔をスッキリ見せてくれるよう前髪を耳にかけたり、スタイリング剤を使っておでこに沿うように流し、毛先をぴっちり内側にしまった方がきちんと見えます。
分け目は7:3くらいだと、すっきりした清潔感が出ます。
デートなどで柔らかい印象を与えたいとき
柔らかい印象を与えたい場合、上のケースとは逆に顔の左側を見せます。
逆に、初対面の人がいるシーンやデートには、感情豊かで柔らかい印象を与える左顔を見せましょう。
左側に分け目をつくって自然におろしていてもいいですし、サイドに流すにしても、あまりぴっちりまとめないほうが優しい左側の雰囲気にあいます。
こちらも3:7くらいの方が印象が強くなりすぎません。
真ん中分けで知的&オシャレに しかし難易度高し
ちょっと冒険をしてもOKという方は、センターパートにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
たまには印象を変えたいとか、モードっぽい服にチャレンジしたいときには、真ん中で分けるセンターパートが素敵です。
知的な印象を与えつつオシャレ感を強調できるので、いつも7:3などの無難な前髪が多い場合には大きく印象を変えることができます。
ただ、センターパートは似合う人を選ぶ難易度の高い分け目でもあります。
左右対称に前髪を分けると顔まわりに影をつくれないので、もともと平面顔の日本人では、のっぺり見えてしまう危険もあるのです。
ボブやショートなら毛先のアレンジをし、ロングの人の場合は顔まわりの髪を少し巻いて動きを出し、真ん中分けであっても陰影をつくってバランスをとると、なじみやすくなります。
おでこを隠すと印象はどう変わる?
おでこを隠すことによる効果についても言及されています。
もし短い前髪をつくるなら、眉と目の間でカットするのがベストバランス。額をある程度隠しているので小顔効果が高く、目を大きく見せてくれるという嬉しい効果もあります。
おでこを隠すと柔らかい人柄に見えるという効果もあるので、男女問わず幅広い世代に好印象を残せます。
とくに個性を強調したくないなら、重たくなりすぎないよう、おろしたときに少し隙間からおでこがのぞく程度に透け感を出したほうが今っぽい雰囲気が出ます。
パツンと揃った前髪は”上級者向け”です。
逆にパツンとそろった前髪にすると、かなりモードで強い印象になってしまうため、柔らかくは見えません。
インパクトもあり個性的な雰囲気の出るヘアスタイルなので、それだけでもオシャレ上級者に見えますが、ファッションとのバランスを考えて挑戦してみてください。
もし既にパツンとした前髪になっているなら、柔らかくみせたいときには少しおでこをのぞかせるといいですよ。
津村さんの本にはその他参考になる記事が多数あります。
ぜひチェックしてみてください。