突然ですがご自身の髪質や髪の量を把握されていますか?

ヘアスタイリストの津村佳奈さんによると、意外と「わかっていない」方は多いのだそうです。

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津村さんの著書「なぜか美人に見える人は髪が違う」122~124ページから、自分の髪質の診断法などを紹介します。(この本は参考になりますよ!)
 

髪質を把握していない人は意外と多い 診断法は

津村さんによると、自分の髪質を把握していない方は意外と多いようです。

毎日ヘアサロンでお客様とお話ししていると、自分の髪質やダメージレベルを知らないお客様が本当に多いと感じます。
 
軟毛、硬毛、太さ、細さ、強いクセやうねりの出る人から、直毛タイプ、縮毛タイプまで、人の髪質は千差万別で量もまちまちです。
 

それでは、髪質を診断するにはどうすればよいのでしょうか?

もしも自分の髪質がわからないという場合には、一度髪を濡らして観察してみましょう。
 
濡らしたときに髪がふにゃふにゃしたり、ペタンとするのは軟毛。いわゆる猫っ毛といわれるタイプです。雨の日には全体がペッタリしてしまいます。
 
濡らしてもしゃんとしているのは、硬毛タイプ。日本人の六割は硬毛と言われています。そこにクセがあると、雨の日には髪が広がりやすいタイプになりがちです。

髪質に加えて、自分の髪の量やそれに適したヘアスタイルも把握しておきたいもの。
 
次のコンテンツで紹介します。

髪の多さの判断目安 多い場所と適した髪型 分け目は定期的に変更を

髪が多いかどうかの目安と、髪が多い場合の注意点です。

また、後ろ髪を一本にして指でつかんだとき、直径が3センチくらいありそうなら、髪の量が多いタイプです。
 
髪の量が多い人は、前髪をセンターパートに分けるとヘルメットのように四角くなりがちなので、アシンメトリーな分け目のほうが似合います。
 

「髪が多い」と一言で言っても、場所によって似合う髪型が違います。

同じように髪が多くても、部位によってまた違いが出ます。
 
耳より上の面積の方が広い人は上部の方が髪が多く、下の面積の方が広い人は、下の方に髪が多くなります。そのため、似合うスタイルも違ってきます。
 
上の方が多い人はハチが広がって見えやすいので、センターパートやハーフアップなどはあまり向きません。
 
頭は四角に近づくほど大きく見えてしまいますから、上にボリュームが出るスタイルより、ワンレンのように下にボリュームがたまりやすい髪型のほうが、スッキリと見えます。
 
逆に下の方が多い人は下にボリュームが出て重く見えてしまいがちなので、毛先に少しレイヤーを入れた方が動きが出て、重さが軽減されます。
 
まとめるときには、ぐっと上に持ち上げておだんごにしてしまうと、上部のボリュームがない分、スッキリ見えるでしょう。
 

「いつも同じ分け目」は髪にクセをつけてしまうようです。

CAさんのように、毎日髪をキュッと引っ張ってまとめている人は、生え際にクセがついて分け目が目立ちやすくなります。結わく場所がいつも同じ場合も髪にクセがついて、うねりが出てしまいます。
 
そのため、定期的に「分け目」を変えることをオススメします。
 

津村さんは
 
「ぜひ、鏡の前で自分の頭の形や髪質をよく観察してみてください。なりたい髪型を探すときには、自分と似ている頭の形の人を探すことで、スタイリングが実現しやすくなりますよ」
 
とされています。
 
観察するのは周囲の方でもいいですし、芸能人でもいいですね。
 
自分の髪質と髪の量と考えあわせて、自分に合うヘアスタイルを探してみてはいかがでしょうか。