美容の調子を整えるには、習慣から変えなければいけません。

心身の美しさを保っている人は、美容に良いことをやり、悪いことはやらないのが習慣になっているのです。
 

 
歯科医師・宝田恭子さんの本「ねこ背を直せば、顔が若返る」11~13ページに、「老化を加速させる日々の習慣チェックテスト20」がありました。
 
タイトルでわかるように、宝田さんは同書で姿勢の大事さを強調されています。
 
ほとんどの人がスマホを使っている現在、無意識のうちに姿勢が悪くなっているケースは多いようです。
 
ぜひチェックして、具体的な対策エクササイズなどは本を参考にしてください。
 

ねこ背を直せば、顔が若返る

老化を加速させる日々の習慣チェックテスト20

1 一日3時間以上、スマホもしくはパソコンをいじっている
スマホやパソコンを動かしているときは、どうしても肩が内側に入り、うつむきがちに。一日3時間以上の人は猫背予備軍、またはすでに猫背で腹出かも?
 

 
2 洋式トイレである
家庭のトイレが洋式だとしゃがむ姿勢をとることがないので、お尻や太ももの筋肉を鍛える機会が減り、ねこ背を招きます。
 
3 肥満でもないのに下腹がぽっこり出ている
背筋の力が弱く、まっすぐな姿勢を保つことができないと、下腹が出てきます。
 
4 背中が丸いと言われた
人は年齢とともに背中が丸くなってきます。自分では気づかなくてもねこ背になっているので、日常の中での意識が大切です。
 
5 歩幅は狭いほうだと思う
歩幅が狭く、ちょこちょこした感じで歩いていませんか。それは姿勢の悪さも原因しています。大股を意識して歩いてみましょう。
 
6 電車で座ると、居眠りすることが多い
居眠りすると頭の重みで首が前に垂れ、うつむいた姿勢に。通勤通学途上に習慣化すると、自然に猫背になっていきます。
 
7 ふと気がつくと口が半開きになっている
口で呼吸をしているのかもしれません。口で呼吸すると、口内が乾き、唾液が蒸発して、さまざまな症状が出ます。なにより老化を促進してしまいます。
 

 
8 おしゃべりをしているとき、上唇が前歯にはりつくことがある
唾液の分泌が少なくて口内が乾いているため、はりついてしまうのです。唾液の分泌を促しましょう。
 
9 片側だけでかむクセがある
奥歯のかみ合わせが悪いと片側でかむ習慣がつきます。体のゆがみの原因となり、姿勢を悪くさせます。
 
10 食事をするとき奥歯をあまり使わない
しっかり奥歯でかまないと唾液の分泌が悪くなり、そしゃく力が落ち、姿勢も悪くなって、老いに拍車をかける原因になります。
 
11 だらだら食いをする
飲み物や食べ物をいつもそばに置いてだらだら食べる習慣があると、口の中が常に酸性に傾いて虫歯や歯周病になりやすく、若さを失うことにも。
 

 
12 テレビを見ながら、おしゃべりをしながら、など食事のとき「ながら食い」をすることが多い
きちんとした姿勢で食事をしないのでねこ背になりやすく、そしゃく回数も少なくなります。
 
13 黙っているだけで不機嫌そうと言われたことがある
怒っているわけでもなく、不愉快でもないのに不機嫌そうに見られるのは、口角が下がっている証拠です。笑顔も忘れていませんか。
 
14 大きかった目が小さくなったような気がする
ほかにも、目がしょぼしょぼする、まぶたがいつもより垂れ下がっていると感じたら、眼精疲労がたまっています。即効性のある目のエクササイズを。
 
15 肩こり、腰痛、関節痛などがある
姿勢が悪いため体がこわばって、血流が悪くなっていると思われます。
 
肩が凝っている女性
 
16 日ごろストレッチや体操をする習慣がない
体を動かさないと着々と肉体的老化が迫ってきます。気持ちよく体を動かしましょう。
 
17 ここでがんばろうと思っても居眠りしてしまう
たとえば憧れの先生の講演会に来たのに居眠りをして大事な話を聞きそびれてしまうなど、ここ一番で睡魔に襲われるようなら、適正な睡眠がとれといない証拠です。
 
18 最近、口臭が気になる
唾液の分泌量が減っていると、口臭が強くなります。歯もきちんとみがけていますか。
 
19 フェイスラインがあいまいになってきた
明日は同窓会だなというときには、顔を引き締めて少しでも若く見せたいもの。状態に合わせたエクササイズが必要です。
 
20 10年後も実年齢より若々しくいたい
人の世話にならず楽しく生きたい、死ぬまで健康できれいでいたいと思うことが前向きな生き方。それがこの本のエクササイズのいちばんの目的です。
 
「ヤバいかも?」と感じる習慣がいくつかあったとしても、全部をいきなり改善するのは無理です。
 
また習慣を改善するのは時間がかかります。
 
宝田さんの本を参考に、少しずつ良いほうに変えていってください。

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