小林暁子医師が、著書「医者が教える最高の美肌術」で、生理前の肌荒れ対策について解説されています。

このトラブルには多くの女性が悩まされているのではないでしょうか。
 

 
同書の228~229ページから、一部を抜粋して紹介します。
 
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この本は参考になりますよ!

まずは自分の生理周期を把握する 食事の工夫

対策するためには、「いつ調子が悪くなるか」を知る必要があります。
 
つまり自分の生理周期ですね。
 
幸いいまはそうしたスケジュール管理を容易にしてくれるデバイスがあります。
 
小林医師の解説です。

生活サイクルや食べ物などを見直すことで、トラブルを最小限に抑えることができます。
 
そのために必要なのは、自分の生理周期をきちんと把握しておくこと。
 
少なくとも生理日は、スケジュール帳に記録するなどして、管理してくださいね。
 
排卵日はそこから予測することができます。
 
最近は、生理日を記録すると排卵日やその日のコンディション、起こりやすいトラブルなどを教えてくれるアプリなどもありますので、利用してみるのもおすすめです。
 

こうしたサイクルを把握したうえで、まずは食事に気を配りましょう。
 
生理前の肌荒れは、胃に負担をかけると悪化することがあります。
 
なので生理前はなるべく外食を少なめにして、自炊で消化の良いものを食べるよう心がけましょう。
 
そのうえでもうひとつ、心身両面でストレスを受けないことも大切です。

精神的・肉体的ストレスを避ける(ハードな運動もNG)

適度に体を動かすことは健康と美容に貢献してくれますが、過度な運動は体によくありません。
 
特に生理前のキツい運動は肌荒れのリスクを高めてしまいます。

肌荒れが予測される時期には、体力を使いそうな予定を入れないほうがよいでしょう。
 
ジムでハードに運動する、プールで泳ぐなどして体力を使うと、肌の調子を維持するところまでからだの働きが追いつきません。
 

メンタル面でも負担になることは避けます。

また、夜ふかしをする、慣れない人と会う、責任が多い仕事を引き受けるなど、精神的なストレスもできる限り避けて。
 
仕事をしているとなかなか難しいところですが、寝る前に意識的にリラックスする時間をとって、副交感神経の働きを高めることで自分をいたわってあげてください。

実践が難しい場合があるかもしれませんが、消化のよい食事など、できることからやってみてはいかがでしょうか。
 
まずは自分の生理周期の把握から始めてみましょう。