「痩せない」「便秘が続く」といったお悩みはありませんか?
食事の管理や運動などいろいろやっても改善されないなら、お腹が冷えているのかもしれません。
女性の内臓の冷えは様々な不調を引き起こします。
イシハラクリニック副院長の石原新菜医師は、お腹の冷え予防に腹巻き着用を推奨しています。
「からだにいいこと」2022年2月号24~25ページから、腹巻の効果などを紹介します。
お腹の冷え 不調の原因になる理由とチェック項目
お腹が冷えるとなぜ不調が起きるのでしょうか?
石原医師の解説です。
腹部には胃腸や子宮など、さまざまな臓器が集まっていて、血流によって温度が保たれ、機能しています。
しかし冷えると血流が悪くなって内臓の働きが低下。代謝が下がり、便秘やむくみなどの不調も表れます。
「便秘対策に水を飲む」のはよく知られていますが、内臓が冷たい状態で飲むのはNGです。
お腹の動きが鈍っている状態で水分を摂っても逆効果。飲むほどに体を冷やし、かえって便秘の原因に。
「内臓が冷えているかも」と言われても、自分ではなかなかわかりにくいもの。
そんな時は、下の項目をチェックしてみてください。
ひとつでも該当したら、”腹巻き生活”で体調が改善する可能性があります。
・平熱が36℃以下
・お腹を触ると冷たい
・下半身がむくみやすい
・便秘や下痢をしがち
・胃もたれしやすい
・頻尿や膀胱炎になりやすい
・なかなかヤセない
・生理痛・PMS・更年期症状がある
内臓が冷えてるかも?とお考えの方は、腹巻きでお腹を温めてみてはいかがでしょうか。
腹巻きに期待できる効果とやり方
腹巻きをするとお腹をくまなく温めるので内臓機能を最大限に発揮できます。
石原医師の解説です。
お腹が温まれば腸の動きがスムーズになり、便秘が解消。
ぽっこりお腹がヘコむと同時に代謝も上がるので、一か月で2~3kgヤセる人も。
全身の血流が良くなれば、ほてりなどの更年期症状も改善しますよ。
石原医師自身も腹巻き愛用者です。
記事の時点で15年腹巻き生活を継続していて、
腹巻きをしたらいつの間にかヤセて、悩んでいた便秘やむくみも解消。病気知らずの体に!
と、非常に良い実感を得られています。
やり方は非常に簡単で、
入浴時以外は、常に腹巻を巻いておく
だけでOKです。
お風呂に入るとき以外は、腹巻をし続けるだけ。
汗を放っておくと気化熱で体温が下がるので、汗を書いたら拭きましょう。暑ければ腹巻きの素材や衣服、寝具で調整をして。
石原医師 おすすめの腹巻き素材は?
腹巻きには様々な素材があります。
石原医師のオススメはシルク素材の腹巻きです。
シルクといっても価格が千円台の製品もありますし、保温効果はもちろん肌触りや通気性の良さも抜群です。
一年を通じて使え、下着と一体化した「腹巻きパンツ」ならズレにくく、お腹をくまなく温められます。