当サイトでは、美容に欠かせないながらも、あまりコンテンツを作っていないトピックがあります。
それは食事です。
メイクには気合いが入っても、食事の内容には無頓着という女性は意外と多くないですか?
「美容と健康」という言葉があるように、健やかな体なくして美容の調子を整えることはできません。その健やかな体を作るのは食事です。
このコンテンツでは、モデルさんの様々な「ルール」をまとめた本、「「モデルール」」の60~61ページから、七菜香さんの食事のルールを紹介します。
七菜香さん 夕食は7時までになど
七菜香さんの食事のルールは8つあります。
現在の自分の食事内容との比較や、実践できるかどうかなどを考えながら読んでみて下さい。
1 三食必ず食べる
・撮影などでよほど時間がないとき以外は、3食しっかり食べる
・食事以外の時間にお腹がすいて仕事を頑張れない、間食をしたいと思うことがないようにする
2 魚、肉、大豆類などのたんぱく質は2種類
・体をつくるたんぱく質は、新陳代謝を高め、肌や髪、爪などを健やかに保つためにとても大切
・一種類の食材をたくさんではなく、良質なたんぱく質を2種類とることでバランスが整う
3 副菜は作り置きしておく
・ひじきの煮物、切り干し大根、きんぴらごぼう、かぼちゃの煮物など野菜・海藻の副菜を常備しておく
・作り置きしておけば、時間がなくても食事がおろそかにならない
4 ごはんには雑穀類を混ぜる
・あわ、ひえ、きび、ハト麦や押し麦、黒米を白米や玄米に混ぜて雑穀米にする
・雑穀はミネラルやビタミンが豊富なので、おかずだけでは摂りづらい栄養も補える
5 水素水を使う
・一定以上の水素を含む水素水は、「体のサビ」である活性酸素を消去するといわれている
・ある日突然変わることはなくても、続けることでアンチエイジングに
6 油はオリーブオイルを使う
・オリーブオイルには、ダイエット、整腸作用、美肌などが期待できる
・体にいい、美味しい、使い勝手がいいと三拍子そろったオリーブオイルは料理に必須
7 夕食は炭水化物を少なめに
・炭水化物は美味しいし、エネルギー源なので全然食べないわけにはいかない
・やっぱり太るのは気になるので、夕食では炭水化物を控えめにする 活動量の少ない夜は脂肪に変わりやすいため
8 夕食は7時までに終える
・夕食の時間を早めにしているのは、スタイルキープのため
・夕食から寝るまでの時間が短いと、分解のためにエネルギーを使って翌朝だるくなり、消化・吸収できなければ脂肪になってしまう
「モデルさんの食事だから、スゴいものを食べているのでは?」と考えがちですが、意外と実践できそうなルールが多くないですか?
仕事をしている女性は忙しいので、副菜を作る時間はとれないでしょうし、夕食を早い時間に終わらせるのは難しいかもしれません。
一方で「バリバリ仕事をするためにしっかり食事をとる」という考え方もあるはずです。
可能な限り食事にも気を配り、美容と健康してみてはいかがでしょうか。
寝る前に食べない理由 小峯貴子さん
「寝る直前には食べないほうが良い」とは、もはや常識になっています。
上の「ルール」で七菜香さんも指摘されているように、夜遅い食事の弊害でもっともよく知られているのは「太りやすい」という点ではないでしょうか。
これだけでも十分NGなのですが、そのほかにも美容面で悪い影響があります。
スキケンケアセラピストの小峯貴子さんは、著書「今すぐ美肌習慣」で、寝る前に食べたり、お酒を飲む弊害を次のように解説されています。
アルコールを摂取してから数時間はその影響を受けていることが自分でも認識できます。
アルコール分解には時間を要します。アルコールが体内にあると、それを解毒しようと体が必死で働きますので、細胞の修復にかける時間、能力が激減します。
食事も同じです。就寝前に食事をすると消化吸収のため体がやはり休まらず、成長ホルモンの分泌が非常に悪くなるのです。
これでは、いつ傷ついた細胞を修復し、老化してしまった肌を若返らせることができるのでしょう?
これは美容上、重大なことです。アンチエイジングのためにはお休み前に胃がからっぽで、アルコールが抜けているという状況にしておきましょう。
(「今すぐ美肌習慣」85~86ページ)
睡眠中は肌の修復・再生が行われます。
しかし消化やアルコールの分解に代謝機能が使われると、肌のための活動がおろそかになってしまうのです。
当然これは、美容に悪い影響を与えます。
そのため小峯さんは、就寝の最低でも3時間前には食事を終え、寝るときには胃の中には何もない状態がベストとされています。
仕事をしている女性はどうしても食事が遅くなりますし、夜遅くにお腹が空いてしょうがない、ということもあるでしょう。
そんな時は消化のよいものを食べる、あるいは胃腸に負担をかけず栄養価の高い健康食品を利用してはいかがでしょうか。
あまり手間もかからず、比較的早く消化吸収されて栄養も補給できます。
もちろん健康食品でも食べ過ぎてはダメですが、うまくバランスをとれば”いいとこどり”もある程度は可能なはずです。