女性にとって骨粗しょう症は気になる病気です。
骨の健康を保つ栄養、特にカルシウムを意識的に摂っている方は多いようです。
女性特有の事情として、妊娠中や授乳中はどうなのでしょうか?子供に栄養を渡すため、カルシウムの摂取量を増やしたほうが良いように感じます。
ちょっと調べてみました。
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カルシウム摂取 妊娠中・授乳中は増やす? 現在は常時650mgを推奨
以前の基準では、妊娠中は一日あたりプラス300mg、授乳中はプラス500mgと、通常より多くのカルシウム摂取が推奨されていました。
妊娠期は胎児に、授乳期は母乳で新生児に栄養を供給するので、その分多めのカルシウムが必要と考えられていたのです。
しかしその後妊娠期、授乳期ともに体内へのカルシウム吸収率は上がることがわかりました。
2005年に発表された「日本人の食事摂取基準」では、妊娠中・授乳中ともにカルシウム付加量は言及されていません。
現在18歳〜49歳の女性に推奨されているカルシウム摂取量は1日650mgであり、妊娠中や授乳中も同様です。
「赤ちゃんに渡す分もプラスして…」と考えなくてもOKなわけですが、たびたび指摘されるようにカルシウムは不足しがちな栄養素です。
日頃の食習慣で十分摂取できていなければ、慢性的に不足している可能性があります。
どれくらいカルシウムをとれているかを改めてチェックしてみてはいかがでしょうか。
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