ヘアライター・佐藤友美さんの著書「女の運命は髪で変わる」に、「女の実力は『雨の日』にわかる」という記事がありました。
なかなか刺激的なタイトルだな、と思って読んでみたら、
雨の日や梅雨時でもいつものヘアスタイルでおしゃれしましょう!
といった内容でした。
でも雨の日といえば、髪がうねる、広がるで大変ですよね?
佐藤さんは記事の中でそんな時の対策を紹介されているので、ポイントをまとめて紹介します。
雨の日のヘアスタイルにお悩みなら、チェックしてみてください!
(このコンテンツは「女の運命は髪で変わる」68~69ページを参考にしています)
※この本は、とても参考になりますよ!おすすめです。
雨の日に髪のうねり・広がりが起きる理由
梅雨どきや雨の日は髪が扱いにくくなるため、どうしても似たような髪型になる、という女性は多いのではないでしょうか。
佐藤さんはこのように指摘されています。
梅雨どきは髪が広がりやすく、うねるしクセも出やすくなる。巻いてもすぐにとれてしまう…。
この時期はいつもひっつめまとめ髪という人もいるかもしれません。
湿度が高いと髪がうねる理由は以下のとおりです。
髪は濡れると水素の結合が切れ、乾くとまた結合するという性質があります。
髪を濡らすとクセがとれるのは結合が切れるからですし、乾かして水分を蒸発させると髪はそれ以上形を変えません。
ですから乾燥している日は朝ブローした髪がほとんどくずれません。
でも、湿度が高い梅雨時期は、髪に水分が出たり入ったりします。結合が切れたりまた結合したりをくり返すから、髪がうねったり、巻き髪がとれたりするのです。
なかなか厄介な問題ですが、対策はあるようです。
佐藤さんのやり方を紹介します。
油分をうまく使って水分コントロール
この問題の原因は髪に入る水分です。
なので水分をコントロールしてあげます。
防ぐためには、水分の出入りをブロックするしかありません。
具体的には、髪を油脂でコーティングします。髪に油で蓋をして、水が入らないようにするとイメージしてください。
油脂とは、オイル、ミルク、ヘアクリーム、シャンプー後のインバストリートメント、洗い流さないアウトバストリートメント、ワックスなどのことです。
自分の手元にあるもの、どれでもいいので、まず乾かす前に髪に適度な水分があるうちに(たとえば)アウトバストリートメントをつけます。
そして、仕上がってからも油分のあるスタイリング剤をつけると、湿度の影響を受けにくくなります。
この対策に使えるラブコスメ製品といえば、おなじみのナデテですね!
ナデテの一番の特徴は香りの良さですが、湿度の高い日のケアアイテムとしても使えますね。
梅雨の時期はおしゃれできない、という方はナデテなどの油分をうまく使って対策してみてください。
最後にもうひとつ、梅雨時について佐藤さんの解説を紹介しておきます。
髪色や髪型を衣替えするタイミングが春と秋だとしたら、髪の触り方を変えるべき季節は梅雨どきです。
(中略)
乾燥している髪は水分が出入りしやすいので、この時期は美容院でトリートメントをしてもらうのもおすすめです。
梅雨時期のサロントリートメントは、ほかの時期のトリートメントの3倍くらいの価値がありますよ!
ナデテを使った雨の日のスタイリングについては下の関連記事でも紹介しているのでお時間が合ったらご覧ください!