このコンテンツを作っているのは4月下旬です。
「関東で今年初の真夏日」なんて報じられて、気温が上がっています。
日射しも強くなり、紫外線対策に気を抜けなくなってきました。
ということでこのコンテンツでは、「よく聞く美容成分が紫外線対策にどのように働くのか」についてまとめます。
美容インフルエンサー・mimiさんの著書「一生モノの人生スキンケア」86~93ページを参考にしています。
トラネキサム酸 メラニン生成を抑制 敏感肌にも
トラネキサム酸はmimiさんが大好きな美容成分のひとつで、敏感肌でも使いやすい、安全性の高さが魅力です。
トラネキサム酸は、炎症に関る「プラスミン」の発生を阻止してくれます。
炎症は「ヒスタミン」や「メラノサイト」を増やし、肌荒れ、ニキビ、シミのリスクを高めます。
紫外線を強く浴びてしまったときは「トラネキサム酸」が配合された製品を取り入れて、炎症によるダメージを抑え、いつも以上に保湿を心がけましょう。
トラネキサム酸は医薬部外品に配合されています。医薬部外品の化粧品は成分の配合濃度が担保されており、実感が得られやすいのでおすすめです。
ビタミンC誘導体やコウジ酸 4MSK 過剰なメラニン生成をブロック
「ビタミンC誘導体」や「コウジ酸」などが複合して配合された化粧品を使いましょう。
味噌や醤油の製造で「麹」を使う職人さんの手が白く滑らかなことから注目されたコウジ酸は近年研究が進み、メラニンの発生を防ぐ作用を持つことがわかっています。
シミが特に気になりやすい頬骨の高い部分には「4MSK」が配合された化粧品で重点的に対策します。
4MSKは「4-メトキシサリチル酸カリウム塩」の略で、メラニン生成に関る酵素「チロシナーゼ」に作用してメラニンが作られるのを防ぎます。
さらにはメラニンの排出も促すという、一石二鳥のうれしい成分です。
ナイアシンアミド メラニンの受け渡しを抑制
複数の美容効果がいっぺんに期待できる「ナイアシンアミド」は、mimiさんが日頃からスキンケアに取り入れている成分です。
紫外線対策としてだけでなく、シワ対策としても注目されています。
さらにコラーゲンやセラミドの産生促進、バリア機能向上、ニキビ抑制も期待できるとされ、総合的な肌力アップをサポートしてくれます。