ストレッチが快眠の助けになるのは、意外と知られた健康法ではないでしょうか？
しかし寝る前のストレッチを習慣にしていても、忘れて布団に入った！ということもあるはず。
そんな時のために布団の中でも実践でき、かつ安眠効果も高めてくれるストレッチを紹介します。
（雑誌「からだにいいこと」2022年8月号56～57ページを参考にしています）
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三橋美穂さん 梅干し顔ストレッチ＋手足ストレッチでリラックス入眠！
快眠セラピストの三橋美穂さんによると、良い睡眠のためには「脳を働かせない」のがポイントです。
寝る前には余計なことを考えないことが大切。
あれこれ考えすぎると交感神経が働きすぎて、脳が活動状態になってしまうためです。
「早く眠らなければ…」と焦ると、興奮して交感神経が働き、ますます寝つけなくなるもの。
とはいえ、一日活動した後ではある程度気が張っているもの。
そんな時に三橋さんが勧めるのは「梅干し顔ストレッチ」です。
一日じゅう活動した体は、ただでさえ緊張状態が続いています。
「梅干し顔ストレッチ」は、あえて筋肉を意識的に緊張させて、その反動で筋肉をゆるめる快眠テクです。
体がゆるむと気分もリラックス。副交感神経が優位になり、寝つきやすくなるのです。
筋肉をゆるめるこの方法は医療現場でも使われるリラックス法です。寝たまま行えるうえに、慢性的な頭痛の改善やイライラ解消も期待できます。
梅干し顔ストレッチに加えて手足のストレッチも紹介します。
同時に行うと効果がアップするので、眠れない夜にぜひ試してみて下さい。
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梅干し顔ストレッチ
１ 顔全体を中心に寄せる
顔全体を中心に寄せるようなイメージで5秒間力を入れる。
２ ふわっと力を抜く
力を抜いたら20秒間ゆるんだ感覚を味わう。１～２を５回繰り返す。
じゃんけんストレッチ
手先の緊張をほぐすことで、腕～肩のコリ改善が期待できます。
１ 手をグーにして力を入れる
腕を持ち上げて、こぶしを握りしめ、５秒間力を入れる
２ 手をパーにして力を抜く
力を抜いたら20秒間、ゆるんだ感覚を味わう。これを５回繰り返す。
人魚ストレッチ
足先の血流が以下全され、冷え防止の効果があります。
１ つま先をすね側に寄せる
つま先をすね側に寄せるように、５秒間力を入れる。
２ ふわっと脱力してつま先をもとに戻す
力を抜いたら20秒間ゆるんだ感覚を味わう。これを５回繰り返す。
「じゃんけん」と「人魚」はどちらかひとつだけでも効果があります。
「梅干し顔ストレッチ」と同時に行ってみましょう。
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