美容家・小林ひろ美さんがクレンジング剤を選ぶポイントは
「スピード」と「洗い上がり」
です。
この2つを意識しておくと、使い分けも便利になるそうです。
小林さんの著書「小林ひろ美式 毎日3分美肌ケア」から解説を一部抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
クレンジング剤を選ぶポイント2点「スピード」「洗い上がり」
クレンジング剤には、オイル、ミルク、ジェル、クリームなどいろいろなタイプがあります。
この中から肌に合うものを選ぶためのポイントは2点。
ひとつめは、素早く落としたいか、時間をかけておだやかに落としたいかの「スピード」です。
オイルやミルクといったメイクとのなじみが早い液体タイプに比べ、こっくりとした形状のジェルやクリームはなじむのに少し時間がかかります。
もうひとつは洗った後の感じと肌との相性です。
もうひとつは、「どういう洗い上がりが好きか、肌に合うか」です。
クレンジング剤によって、すすいだあとの肌の感触はまったく違います。
オイルとジェルは洗浄力が高く、さっぱりとした洗い上がり。ミルクとクリームは肌のうるおいを守り、しっとりとした洗い上がりです。
この2点をおさえておくと、状況によって対応しやすくなるのです。
タイプ別に「お気に入り」があると使い分けできて便利
タイプが違うお気に入りがあると、状況や環境によって使い分けができて便利です。
この2点を基準に、異なるタイプから2つ以上お気に入りを見つけておくと、たとえば
「『落ちた!』というさっぱり感が好きなので普段はジェル、だけど忙しいときはパパッとオイルですませる」
とか
「脂っぽさが気になる春夏はジェル、カサつきが気になる秋冬はミルク」
など、そのときの状況や季節、肌状態に合わせて最適なものを選ぶことができます。
クレンジング剤を「素早く」「ゆっくり」「さっぱり」「しっとり」の4種類を揃えられれば、いろんな状況に対応できて理想的です。
それが難しければ季節によって「さっぱり」と「しっとり」を入れ替える、といった工夫もできそうですね。