「肌の美容の調子がよくない」と感じた時、何を見直しますか?
美容家の小林ひろ美さんは、まずクレンジング剤をチェックするそうです。
その理由は何でしょうか?
小林さんの著書「小林ひろ美式 毎日3分美肌ケア」25ページから解説を一部抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
「肌の調子がよくない」と感じたらクレンジング剤をチェック
小林さんは「クレンジング剤をランクアップさせると肌が変わります」として、このように主張されています。
肌の調子がよくない、と感じたら、私はまず「落とすケア」を見直します。
なぜならクレンジングと洗顔は、スキンケアの肝だから。
といっても、クレンジング剤はどれを使っても大きな差はなさそうですが…?
「汚れを落とす」という点では、安いクレンジング剤も高いクレンジング剤も同じです。
けれど、皮脂分泌量が少なくなってきている大人の女性が、皮脂分泌が活発な20代前半向けの洗浄力の高いクレンジング剤を使ったら、ただでさえ少ない皮脂を根こそぎ取り去り、肌はうるおい的にマイナスからのスタートになってしまいます。
場合によっては”洗いすぎ”になってしまう、というわけですね。
自分の肌に合ったクレンジング剤と洗顔料でゼロに戻った肌なら、そのあとのスキンケアでプラスにすることは簡単です。
しかしマイナスになってしまうと、それをゼロに戻す手間が必要になり、さらにプラスにまで持っていくのはけっこう大変。
落とすケアは軽んじられがちですが、クレンジング剤を選ぶ場合、大人向けと20代前半向けのものでは、スタート地点に元気いっぱいの状態で立つのと満身創痍で立つくらいの差があるのです。
クレンジング剤と洗顔料こそ、少し高いけれど大人向けに作られたマイルドな処方のものを、と私は考えます。
肌の調子がよくないと、「つける」ほうをどうしようかと考えがちです。
確かにこれも大事ですが、クレンジング剤が合っているかどうかにも気を配ってみてはいかがでしょうか。
頻繁に使用するものなので、大きな違いを生むかもしれません。