誰でも年齢を重ねると、シワやシミが増えてきます。

するとついついメイクを厚めにしてしまいがちです。
 
それも確かにひとつの方法なのですが、「若創り学教室」を主宰する浅香純子さんは、ちょっと違う考え方をお持ちです。

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50歳からは塗りすぎをやめると美しくなる


浅香さんの著書「50歳からは塗りすぎをやめると美しくなる」28~29ページから、一部を抜粋して紹介します。

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厚塗りメイクが老ける原因に カギは”清潔感”

女性はメイクによって誰でもきれいになれます。

長年、化粧品業界で生きてきました。
 
メイクアップアーティストでもない、ブランドのマーケティングの仕事を中心にしてきた普通の女性である私が言えることのひとつに「実は、きれいになるのは簡単」ということがあります。
 
女性は化粧で誰でもきれいになれるのです。
 

しかし年齢を重ねると、ちょっと工夫が必要になるようです。

ただし、ある程度年齢を重ねると、きれいになるだけでは終わりません。
 
きれいにはなるけれど、老けて見える。
 
これが大人のメイクの課題でした。

浅香さんが思い当たった、この原因とは…

そして、気づいたのです。大人がメイクをして老けて見えるのは、清潔感を失うためではないかと。
 
そもそも、年齢を重ねた大人の顔は「老けの正体」で説明したように、くすんでシミが目立ち、シワや影が入って複雑になっています。
 
それをカバーするためにファンデーションをしっかり塗り、眉をくっきりと描き、口紅を塗る。
 
欠点を隠すことがメイクだと勘違いし、ついつい厚く、濃く塗ってしまいます。
 
つまり厚塗りが本来あるはずの清潔感を奪い、老けにつながっているのだと。
 

”良くないメイク”があるわけです。

私の教室では、まず最初にメイクを落としてもらうのですが、実際、ほとんどの方は、すっぴんになったら若返ります。
 
つまり多くの人がメイクで老けているということです。

とはいえメイクをゼロに、ではないのがポイントです。

だからといって、ノーメイクをおすすめするわけではありません。
 
この若返った素の状態を生かしながら、清潔感を奪わないメイクをすれば、大人の顔は老けずにきれいになります。
 
きれいと若さを天秤にかけることなく、両方を手に入れることができるのです。
 
それがこの本で紹介する、清潔感メイクなのです。
 

厚塗りしてしまうと、かえって老けて見える場合もある、ということですね。
 
老けなくても、厚塗りで違和感を与えるメイクをしている方は時々目にします。
 
厚塗りせず、清潔感を出す具体的なやり方は、浅香さんの本やメイク教室を参考にしてみて下さい。

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