このコンテンツを作っている現在、気温の低い日が増えています。
寒さと乾燥が厳しくなってくると、手のケアにも気を使わなくてはいけません。
特に水仕事をする方は、手荒れが増えてくるのでないでしょうか。
このコンテンツでは、マッサージのやり方などハンドケアついてまとめています。
手袋をして寝ることの是非についても考えています。
(「いちばん正しいスキンケアの教科書」204~205ページを参考にしています)
吉木伸子医師の手荒れ対策 ハンドマッサージなど
「よしき皮膚科クリニック」の吉木伸子医師は、
「ハンドクリームの選び方でも、手荒れの治り方はまったく違ってくる」
と主張されています。
選ぶべきハンドクリームのポイントは、べたつかず、しっとり感が長続きするもので、手を洗った後には毎回つけるのが大切です。
水仕事の時はゴム手袋などを使い、洗剤に直接触れないようにしましょう。
水に濡らした状態を放置すると手荒れは悪化するので、手を洗う回数はなるべく少なくし、洗った後はすぐに拭いてハンドクリームをつけます。
デパートのトイレなどにある温風乾燥機(ハンドドライヤー)は水分を蒸発させる時に肌の潤いも奪ってしまいます。ハンカチやタオルで手を拭くようにしましょう。
手は身体の末端部分なので血流が少なくなりがちで、冷えやすい場所です。冬になると手が冷たくなる女性は多いのではないでしょうか。
そんな時は、クリーム塗りを兼ねて、ハンドマッサージを行ってはいかがでしょうか。手に満遍なくクリームを塗るだけでなく、血流も促進できて一石二鳥です。
吉木院長お勧めのハンドマッサージ手順は以下のとおりです。
指と指の間(水かき周辺)をもみほぐす 血行を良くする効果が高まる
手の全体を親指を使ってもみほぐして終了
この動作が習慣になってしまえば、手の美容の調子をキープするのに大いに貢献してくれるはずです。
寝る際に手袋をするのは正しい?
「手荒れがひどいので、クリームを塗って手袋をして寝る」というのは、かなりメジャーなケア方法ではないでしょうか。
しかしネットを検索してみると、「この方法は良くない」という主張も少なからず目にします。
どちらが正しいのでしょうか?
「良くない」理由としては、「手がふやける」といったものがあり、上のコンテンツで紹介した吉木院長は、手袋をつけて寝ると安眠できない点も挙げられています。
人間は寝ている間に手や足から体温を放熱しています。
保温やハンドケアのために手袋をつけたままだと、その放熱が妨げられて熟睡のプロセスが阻害されてしまうのです。
やや話が逸れますが、靴下を履いたままねるのも同じ理由でダメです。寒い夜などは靴下を履いて寝たくなりますが、眠りを浅くする可能性があります。
(寝ている間にかく汗で靴下が湿り、かえって体を冷やしてしまうからNGという説もあります。)
吉木院長は、就寝中のハンドケアは
保湿のためには、寝る前にハンドクリームをたっぷり塗るだけで十分
とされています。
実は当サイトでは、以前「手袋をつけて寝たら良い実感が得られた」という口コミを紹介したことがあります。
手や指先の荒れに手袋+ネムリヒメ保湿クリーム 口コミ2つ
当サイトとしては、手荒れがどうしてもひどい場合、集中ケア期間として数日程度なら「手袋睡眠」もOKではないか?と考えています。
しかしそれが習慣になるのはダメです。吉木医師が指摘されている「熟睡が阻害される」状態が続くことになり、慢性的な睡眠不足のリスクが高くなってしまいます。
このリスクが気になるなら、手袋をつけずに寝るのをオススメします。
ネムリヒメをつけて素手のまま寝て良い実感が得られた、というコメントはありますし(上のリンク先で紹介しています)、何よりハンドケアの本命「フレテ」には、手袋をつけずに使ったという口コミがたくさん寄せられています。
「フレテ」は「ハンドパフューム」なのですが、香りだけでなく(名前のとおり)「触れて」もらう手のための製品でもあります。
手の美容の調子を整える成分が配合されているので、手肌を柔らかく気持ちいい質感・印象に導いてくれます。
「フレテ」については、こちらのコンテンツもご覧ください。
・ハンドケアにフレテ 手の潤いケアやり方や口コミ
手の肌だけでなく、ネイルケアにも使える件などを紹介しています。