メイクや美容で”視力”を意識したことはありますか?

メイクのテクニック以前に、ちゃんと見えることは大前提です。
 
近視でない方も、年齢を重ねると老眼が出てきます。すると美容面に支障をきたす可能性があるのです。
 

 
「若創り学教室」を主宰する浅香純子さんが、著書「50歳からは塗りすぎをやめると美しくなる」でこの点を解説されています。

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50歳からは塗りすぎをやめると美しくなる


同書の180~181ページから一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
 

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老眼(視力低下)だとシワが増えるかも?浅香純子さん

年齢を重ねた方に起きる視力の低下といえば、老眼です。
 
その程度にもよりますが、浅香さんによると老眼はメイクの妨げになるそうです。

生理がなくなる、体重が落ちない、白髪が増える…。
 
加齢を感じる機会はいろんな場面で出てきます。
 
老眼もそのひとつ。急に小さい字が読みづらくなったり、細かい作業を避けるようになって、「もしかしたら…」と感じ出すのが50代。
 

老眼自体が美容には悪影響を与えます。
 
具体的にはシワを増やしてしまうかもしれないのです。

でも、軽度な老眼は近視や乱視と違って、対象物を動かせばピントが合うので、老眼鏡を使わなくてもなんとかなってしまいます。でも、これがクセモノ。
 
手元を動かすことでピントを合わせていると思いがちですが、同時に目も見開いて、どうにか見ようと努力をします。
 
このとき、まぶたを上げる筋肉が弱っていると、代わりに額や眉の筋肉を使って目を開けようとします。
 
その結果、額にシワが寄り、眉が上にあがります。
 
毎日、何度となくこの動作をくり返すことで、シワを増やし、まぶたが広がる「間延び」の原因をつくっているとしたら、老眼を放っておくのも考えものですね。
 

視力が落ちるデメリットはシワが増えるだけではありません。

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見えないとちゃんとメイクできないのは当然

ハッキリ見えないと、”ミス”を見逃してしまうかもしれません。

また、よく見えていない状態が習慣化すると、メイクにも支障が出ます。
 
ポンイトメイクは細かい作業になるので、鏡に近寄ったり、手鏡を使ってしっかりと見ます。
 
でも、ベースメイクをするときは、鏡から少し離れて、顔全体を見ながらすると、ぼんやりとしか見えないので、ファンデーションがところどころムラになっていたり、細かい部分に塗り残しがあったり、シミやクマが消し切れていなくても気づきにくいのです。
 

見え方に不安があったら、最後のチェックを欠かさないようにしましょう。

せっかく鏡を見る習慣があっても、クリアに見えていなければ見ていないのも同然。
 
自分ではきちんとメイクしているつもりでも、他の人から見て「あれ?」と思われていたら…ゾッとしますよね。
 
メイクが終わったら眼鏡をかけて、もしくは鏡に近づいたり離れたりして、念入りに最終チェックをしましょう。

ちゃんとしたメイクはしっかり見えて初めて可能になります。
 
余計なシワを増やさないためにも、普段のメイクの際によく見えているかをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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