美容家の神崎恵さんが著書「あの人がいつも色っぽいワケ」で、唇ケアについて解説されています。

唇に対する神崎さんの意識やケア方法がわかります。
 
同書の30~31ページから、一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)

唇は肌の数倍早く老化!顔全体の印象を左右

神崎さんによると、唇の状態は顔全体の印象を左右するそうです。

できるなら、何も塗らずとも色気のある唇を育てたい。
 
唇というものは、年々、ボリュームをなくし、薄くなり、しぼみ、色をなくし、輪郭をぼやかしていく。
 
こうして唇が生気を失うことで、肌はたるみを増したように見え、その他のパーツも小さく見せ、顔全体の艶が削がれていく。
 

唇は肌よりも早く老化します。

年齢のせいにして成り行きにまかせるのもいい。けれどそれでは、10年もしないうちにおばあちゃんのような唇になってしまう。
 
女の生気を握るのは唇だとしっているからこそ、肌と同じように、唇を育て続けていきたいと思う。
 
唇は肌の数倍の速度で老化すると言われているパーツ。皮脂腺もなくデリケートで、粘膜がこれほどまで無防備になっているパーツは他にない。

それでは神崎さんはどのように唇ケアをしているのでしょうか?

神崎さんの唇ケア 効果を実感したやり方や「ちょこちょこ塗り」

神崎さんのやり方はこんな感じです。

だからこそ、心を込めたケアが重要。
 
なによりも、唇の皮膚の生まれ変わりも肌の数倍の速さで行われているから、ケアをしたらしただけ、その効果も早く実感できる。
 
わたしが今まで試してきた中で効果を実感したケアは、スクラブ&マッサージ。
 
週に1~2回は唇のスクラブをし、リップバームを塗ったときにはくるくると小さな円を描くようにマッサージして、唇全体の血行をよくする。
 

保湿はやっぱり欠かせません。

そして、なんといっても保湿。
 
ただ膜を張って保護するものではなく、唇自体の血行を促進し、ボリュームや血色を育てる唇用美容液がいい。
 
代謝を促進してくれる唇専用の美容液なら、カサつきや皮むけを防止できる。それを、ことあるごとに塗る。話す前、話した後、スキンケアのとき、食べる前、食べた後、眠る前などなど。
 
乾いたと実感する前に、一日最低10回は塗り足す。
 
こうすることで、素の唇に驚くほどふっくらとしたボリュームがよみがえって、艶と血色までもが戻ってくる。
 
唇の乾燥は、肌の乾燥の5倍は顔をカサつかせて見せてしまう。だから、唇はいつだって、うるうるに潤っていたい。
 

こうした努力はちゃんと実を結んでいます。

わたしもこの「ちょこちょこ塗り」を始めて数ヶ月。唇の見え方が変わってきたように感じる。「唇が素敵です。」と言っていただけることも増えたし、似合うリップの色も増えたように思う。
 
おまけに、顔の印象まできゅっとしまり、女っぽくなったよう。
 
40代でもケアひとつで変えられる唇。素でも色っぽい唇を目指したい。

神崎さんほど頻繁にケアするのは難しいかもしれません。
 
なので乾燥する季節は唇用美容液を少し多めに塗ってみようかな?くらいの意識で実践してみてはいかがでしょうか。
 
その際はラブコスメさんの「ヌレヌレ」もチェックしてみて下さい!