唇には汗腺がないので皮脂による”バリア”が作られません。
 
そのため唇が荒れる主な原因は乾燥なのですが、唇が荒れる理由はそれだけではありません。
 
このコンテンツでは、乾燥以外の原因とハチミツを使ったケア方法などを紹介します。

佐伯チズさんの著書「美肌革命」90~91ページ、および歯科医師・宝田恭子さんの著書「くちびる美人ダイエット」66~67ページを参考にしています。

唇をハチミツでパック 佐伯チズさん式

冬でもないのに、唇がヒビ割れている、皮がむけているなんてこと、ありませんか?
 
唇も肌の一部なので、内蔵や栄養の状態が反映されます。
 
つまり、

・暴飲暴食で胃の粘膜が荒れている
・辛いものを食べ過ぎた
・日光を長時間浴びた
・乾燥した場所で長時間過ごした
・ビタミンEが不足している

 
などが原因となり、唇が荒れることがあるのです。
 
栄養状態がわるいと肌荒れが起きるように、唇荒れも起きうるわけです。
 
とはいえ、気をつけていても荒れることはあるものです。
 
そんな時のケア方法として、唇パック・シュガースクラブケアのやり方では、ハチミツ、ワセリン、オリーブオイルを使うやり方を解説したLCコンテンツを紹介しています。
 
佐伯さんのケア方法はもっと簡単で、ハチミツだけを唇にたっぷり塗り込むというもの。
 
その上に、唇を覆えるくらいのサイズに切ったラップをかぶせます。そのまま5分ほどキープすれば唇がしっとりしてきます。
 

 
唇が荒れたらハチミツ、とは昔からいわれてきたケア方法です。
 
ハチミツは天然の湿潤剤であり、食品なのでもちろん舐めても何も問題なし。
 
LCさんでも、「ゴールデンハニー」が販売されています。

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佐伯チズさんから教わった簡単唇ケア 宝田恭子さん

佐伯さんの唇ケア方法に関してもうひとつ。
 
肌の色は気にしても、くちびるの色には無頓着な人って意外と多くないですか?少し気にしていても、色の濃い口紅をひけばOK、という方もいるでしょう。
 
「くちびる美人ダイエット」の著者で、歯科医師の宝田恭子さんも以前は唇の色をあまり気にしていませんでした。
 
しかし以前佐伯チズさんと会った際、「くちびるの色をあきらめて濃い色を塗り重ねるよりも、くちびるをいたわることが先」とアドバイスを受けました。
 
その言葉に宝田さんはハッとしたそうです。
 
というのも佐伯さんの唇は、口紅をほとんど使わなくても、きれいなピンク色なのです。宝田さんは「唇はケアすれば色がよみがえるのだ」と気づきました。
 
女性の唇
 
そこで宝田さんは、佐伯さんから教わったローションパックを唇に施してみることにしました。
 
やり方は簡単で、薄いコットンを水で濡らしてから化粧水をしみこませ、しばらく唇の上にのせるというもの。
 
数日後には、宝田さんのくちびるの色も以前より明るいピンク色に!本人も驚くほど「誰かに触ってほしいくらいにプルプル」になりました。
 
そして思わぬ発見もありました。

くちびるがきれいになったら、顔全体も明るく生き生きとみえるものなのだとはじめて知りました。

唇はとても目立つパーツです。美容を心がけることで、唇だけでなく顔全体の印象を良くするのは十分考えられるのではないでしょうか。

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唇のためのリンパマッサージ

唇のためのマッサージがあるのはご存じでしょうか?
 
親指の腹であごの先からゆっくりと耳の裏に向かって、顔の輪郭に沿ってリンパを意識しながらマッサージします。
 
その後、耳下腺を押さえて老廃物を押し出します。
 
くすんでいた唇が血色のよいピンク色になってきます。
 
佐伯さんは毎朝のメイクでは、口紅をつける前に唇のリンパマッサージを必ず行っています。
 
「唇本来の自然なバラ色が、口紅の色を引き立たせてくれます」とのこと。
 
「唇の色がイマイチだな」と感じたら、実践してみて下さい。

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