髪のスタイリングには様々な方法があります。
髪質や長さによっても違うので、各自で千差万別と言えるでしょう。
髪を扱うプロは、どのような方法を使うのでしょうか?
このコンテンツでは、ヘアスタイリスト・津村佳奈さんのやり方を紹介します。
津村さんの著書「なぜか美人に見える人は髪が違う」76~78ページを参考にしています。(この本はとても参考になりますよ!)
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スタイリング剤ではなくシアバターを使う理由は?
津村さんは、いわゆるスタイリング剤はほとんど使わないそうです。
替わりに何を使うかというと…
実は私はスタイリング剤はほとんど使いません。
使ってもせいぜいシアバターや軽いオイル程度。サロンのお客様を仕上げる場合も同様です。
シアバターを使うのは、オススメできる理由があるからです。
肌が敏感でスタイリング剤を使うのは怖いという方には、私はシアバターなどの天然由来の成分を原料にしているアイテムをオススメするようにしています。
シアバターは赤ちゃんの肌にもつけられますから、敏感肌でも安心です。
安心なのに加えて、いろんな用途に使えるのもお得です。
天然成分由来のスタイリング剤は、ショートでもボブでもロングでも使えるとっても便利なアイテム。
手に余ったらそのままハンドクリームとして両手に塗れるのもとっても便利。
私の必需品です。
次に、津村さんの使い方のコツなどを紹介します。
シアバターでスタイリング 使う量と使い方のコツ
シア”バター”なので、使う量はほんの少しでOKです。
シアバターなどの油分をつける際には、あまり量を多くするとベタッとしますので、ボブからセミロングくらいの長さの人なら人差し指の爪の背で表面を一回削りとったくらいの量で十分。
そして、津村さんが強調する最大のコツがこちら。
一番のポイントは、手の平にとって、よ~く伸ばすことです。
シアバターのテクスチャーは最初は固く感じますが、手の平にとってこすりながら温めれば、すぐにしっとりした柔らかさを取り戻します。
それを両手の平にすりこむように、手の平から指の間にまでしっかり伸び広げるが、ムラにならずにつけるコツ。
※画像はプエラリア・ボディバターです この画像の量は少し多いかもしれませんね
そして津村さんオススメのつけ方がこちら。
つける際には、手の平をパーにした状態で髪の内側に手を淹れ、空気を入れ込むように手を動かしながら髪全体になじませます。
何度か指を通せば自然と薄く全体になじみますので、一分もかからず完成。このつけ方なら頭皮にもつけずにすみます。
巻き髪のときなら、全体になじませた後に下から上に向かって、毛先や中間の髪を少しずつつまんで毛束感をつくりながら整えると、重くなりすぎずにスタイリング剤がしっかりつけられるので、カールもだれません。
文字だけだとちょっとわかりにくいかもしれませんね。
さらに詳しく知りたい方は、津村さんの本を参考にして下さい。
写真で解説されています。