佐伯チズさんと潤子ララビュールさんの著書を読むと、お二人の考えに似ている点があるのに気づきます。
 
わかりやすいのはこの二点です。
 
・ファンデーションは可能であれば使わない
・紫外線対策に力を入れている


前者をいきなり実践するのは厳しいものがありますが、後者のUV対策は多くの女性が習慣にしているはずです。
 
このコンテンツでは、お二人の紫外線対策の考え方やエピソードを紹介します。
 
UVケアへのお二人の気合の入り方がわかるのではないでしょうか。
 
絶対! ノーファンデ主義」50ページ、「新 美肌革命」26ページを参考にしています。

潤子ララビュールさん「肌の2大大敵」

肌に良いことを実践する一方で、肌に悪いことをやっていては、「良いこと」の努力が無意味になってしまいます。
 
潤子ララビュールさん(以下「潤子さん」と略します)が考える、肌に悪いことの代表は二つあります。
それは
 
・喫煙
・紫外線

 
です。
 
前者の喫煙について、潤子さんは著書「絶対!ノーファンデ主義」でこのように指摘されています。

煙草を吸う、吸わないは個人の自由ですが、健康や美容において「百害あって一利なし」なのは明白。
 
(中略)
 
煙草に含まれる有害成分は体内でビタミンCを破壊し、たるみやシワ、毛穴目立ちを招きます。煙草の影響による老け顔を、「スモーカーズフェイス」なんて呼ぶこともあるのですよ。ヤニによる歯の黄ばみや口臭も、美しさを台無しに。

そして肌に悪い二大巨頭のもうひとつ、紫外線。
 
いまではよく知られるようになった紫外線の害ですが、潤子さんの指摘を改めて紹介します。

肌老化の要因の7割近くを占めるのが、紫外線による光老化だということもわかってきました。
 
量の差こそあれ、一年中容赦なく降り注ぎます。ファンデに頼らない美肌を作るためにも、さらにその美しさや若々しさをキープするためにも、徹底したUVケアがマスト。
 
日焼け止めや日傘、帽子などで素肌を毎日しっかりガードしましょう。

日頃のUVケアといえば、何といっても日焼け止めクリームは欠かせません。
 

 
潤子さんは「朝は、保湿ケアのあとにUVクリームを塗るまでが一連のスキンケアだと心得て下さい」としていて、UV対策を日常の習慣にするよう勧めています。これは屋内・屋外、天候を問いません。
 
塗るタイミングにもポイントがあります。

たとえ雨でも、家の中でも、UVケアは欠かさないのが鉄則。
 
塗ってから15~20分でUVケア効果が出るので、外出直前ではなく余裕を持ってつけておくのがコツです。
 
海や山に行くのでなければ、SPF値はSPF30、PA++くらいで十分です。

潤子さんの「ノーファンデ主義」をものすごくざっくりまとめると、外出までに行うメイクは以下のようになります。

  • 朝起きたら洗顔と保湿
  • UVクリームを塗る
  • 眉はきちんと描く
  • ヘアスタイルを整える
  • 口紅は塗らなくてもOKで、リップクリームやグロスでツヤをプラス

「ノーファンデ主義」の名のとおりファンデーションは塗りませんが、UVクリームは塗ります。潤子さんが紫外線対策をいかに重視しているかがわかるのではないでしょうか。
 
(ちなみに潤子さんはクリームの塗り方にもひと工夫しています。手の動きとシワ・たるみ リフトアップを意識してコンテンツをご覧ください)
 
続けて、佐伯チズさんのエピソードをどうぞ。

佐伯チズさん 紫外線対策しっかりエピソード

佐伯チズさんにまつわる噂として、「車の中でも日傘をさす」というものがあります。
 
「都市伝説じゃない?」と疑われているむきもありますが、これは本当です。
 

 
佐伯さんの著書「美肌革命」に、こんなエピソードが紹介されています。
 
コラムのタイトルは「執念の日焼け対策」。佐伯さんが米国・アリゾナ州を訪れた際の話です。
 
佐伯さんのUVケアへの真剣さがよくわかります。

赤土の大地と真っ青な空。そして灼熱の太陽・・・。まさにアリゾナ州の光景です。
 
私たちは、さっそくレンタカーに日よけをつけ、私は車内でも日傘をさして首にはタオル。そのままの姿で自然の中を歩くわけですから、それは目立ちます。
 
現地では、日傘をさして歩く人などまずいないので、不思議そうな目で見られても仕方がない。でも、シミをつくって後悔することを考えたら、恥ずかしさなんて何ということはありません。
 
移動中もこまめに日焼け止めを塗り足し、ホテルに戻ったら、毎晩ローションパック。
 
おかげで5時間のハイキングをした日も、顔が少し赤くなった程度で、日焼けは最小限に防げました。

日本では日傘の使用は一般的になりました。(男性でも使ってる人がいますよね!)
 
さすがに車内で使う人は少ないかと思いますが、要はそれくらい気合を入れてUV対策をするべし、というわけです。
 
佐伯さんのUVケアについてはネット上に多くの情報があり、それらをざっくりまとめると、

・硬貨大のUVクリームを手の平に出し、温める
・首や耳まで丁寧に、しっかり入れこむように塗る
・二度塗りする

 
ということになります。「白浮きも上等!」とばかりに、かなりの量を塗ります。
 
上のコンテンツで、潤子さんが日常使っているのはSPF30で、それより数値が高いものは海や山へ行く時に使うと紹介しました。
 
これは佐伯さんも同様で、日頃はSPF30、それより高いものは海でのスポーツなどの際に使うよう勧められています。
 

 
ちなみにLCさんのプエラリアUVミルクのSPFは23です。肌に優しいので重ね塗りでも肌への負担を気にせず使えます。
 
ファンデーションを使わないお二人でも、UVクリームは欠かしません。
 
お二人の習慣をそっくりそのまま真似できなくても、紫外線対策の重要さは理解して頂けたのではないでしょうか。
 
今後の美容習慣の参考にしてみて下さい。