突然ですが、クリームを塗る時、洗顔するときどのように手を動かしてますか?
「クルクルと回すように」「上から下へ」「部分ごとに違う」など、いろいろあるのではないでしょうか。
「こんな動きです」と一言でいうのは難しいですが、「動き」のひとつの指針となりそうな主張を紹介します。
かなり細かい話になりますが、日々の習慣なので、長い年月の後には大きな差を生むかもしれません。
「動き」の習慣を決めるひとつの参考にしてみて下さい。(相反する意見も同時に紹介しています)
このコンテンツは「美肌塾」28ページと「絶対! ノーファンデ主義」の75ページを参考にしています。
日々の手の動きがシワ・たるみの原因に?
クリームを塗るときや顔を洗うとき、どのように手を動かしますか?
・顔を洗うときは手を上下に動かす「タテ洗い」
・クリームを塗るときは上から下への「下ろし塗り」
をしていませんか?
この動作は、美容家佐伯チズさんによると、
これでは「シワになってください」「頬よ、下がって下さい」といっているようなもの。
なのだそうです。
佐伯さんはいつでも「上へ!上へ!」の気持ちでお手入れしています。顔を洗う時はアゴから耳の下に向かって両手で「V字」を描くように、優しく手を動かすのです。
クリームや美容液を塗る時も、上から下へ手を動かすことはまずありません。「もっと上がってね」と唱えながら、とにくV字を意識して上に向かって塗り込んでいくのです。
ある女優さんも、雑誌のインタビューでこのように語っていたそうです。
指先からは「気」が出ていますから、それをフルに活用します。
顔を洗うときも体のお手入れも、私は「上へ!」と手を動かしています。
佐伯さんによると、これを毎日実践していくことで、頬や口元、目尻はしだいに上に向かっていき、やがて「形状記憶」されていくそうです。
顔がリフトアップされていくので、名付けて「幸せのV字塗り」。
ごく些細なことですが、毎日の習慣なので積み重なるといつの間にか大きな差を生むのかもしれません。
佐伯さんの解説です。
「顔がたるんできたわ」「二重アゴをどうにかしたい」と嘆く前に、毎日の洗顔のしかたやクリームの塗り方を見直してみてください。
美容のヒントは、意外と身近なところに転がっているものです。
「下から上へ」を意識しているのは、佐伯さんだけではありません。
「ノーファンデ主義」で有名な潤子ララビュールさんは、UVケアクリームを塗る際、リフトアップを意識して塗ります。
つまり、佐伯さんと同じく下から上へ塗るのです。
ララビュールさんの塗り方は以下のとおりです。
・頬とあごは内側から外側へ軽く塗る
・額と鼻は下から上へ塗る時は指の腹で軽いタッチで
・あごの裏と耳の後ろの塗り忘れがないように
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実は小峯貴子さんのやり方と矛盾している!
ここまで「V字(下から上へ)」の動きを紹介してきました。
しかし実は、これとは矛盾するやり方を当サイトで以前紹介しています。
それはこちら。
小峯貴子さん 正しい洗顔のやり方 皮膚の流れに沿って洗う
上のコンテンツでお知らせしている小峯さんの洗顔法では、基本的に「上から下へ」の動きをすすめています。
小峯さんによると、これが「皮膚の流れ」にそった動きであり、これに逆らう動きは肌に細かいキズをつけることがあるのです。
この相反する意見はどのように解釈すれば良いのでしょうか?
個人的には、時々「V字」に動かす程度であればまず問題はないと考えています。
そもそも「V字」に問題があるのなら、佐伯さんが勧めるわけはありませんし、潤子ララビュールさんも実践しないでしょう。
なので、小峯さんの洗顔法では「上から下」、その他はリフトアップを意識しつつ「下から上のV字」というやり方もアリだと思います。
どちらか一方にしばらく統一して、良い感じであればそれを継続するのも良いでしょう。
これまでに「V字」を全く意識していなかった方は、試しに実践してみてはいかがでしょうか。
何らかの実感を得られるかもしれませんよ!