今回はちょっと趣の違うお話を。
 
「産じょく期のお母さんはキレイ」という話を聞いたことはないでしょうか?
 
私はこれをある助産師さんから聞き、その後意識して見ていたら、確かに赤ちゃんを産んだ後のお母さんはキレイに見えるのです。

ママと赤ちゃん
 
この「キレイ」とはイメージだけの話ではなく、ズバリいえば「お肌がキレイ」なのです。
 
しかし実際には、産後の女性は美容面でかなりの悪条件揃いです。
 
出産を終えた女性は、
 
・授乳でほとんど眠れない=睡眠不足
・ちゃんとした食事をとりにくい=間食が増える

 
という生活です。
ほとんど眠れない日が続き、食生活もおろそかになってしまいます。
 
それだけではありません。
 
産褥期は、女性の体を出産前の状態に戻す大変な時期です。「悪露」の排出を伴いながら、膣から子宮まで女性器が元の状態まで回復させていきます。
 
加えて乳腺炎や発熱のリスクもあり、ストレスも少なからずかかります。産後特有のメンタルの落ち込みもしばしば起きます。
 
 
つまり産褥期はお肌に良くない要素が満載なのです。肌が荒れ放題になってもおかしくありません。
 

 
それでもお母さんの肌がキレイなのは何故でしょうか?
 
女性ホルモンの働きなど様々な理由があるのでしょうが、私としては
 
メイクをしないから
 
というのも大きいのではないかと考えています。
 
肌に”余計なもの”をつけない「肌断食」状態が続いているから、とも言い換えられるかもしれません。
 
※参考
肌断食「メイクを何もつけない」だけでは意味ない?
 
↑のコンテンツで紹介しているように、佐伯チズさんは「スキンケアのやり過ぎ」は肌に良くないと事あるごとに指摘されています。
 
佐伯さんの経験上、肌の調子が悪い人は「スキンケアをやらない」よりも「過剰にスキンケアをしている」ケースが圧倒的に多いのです。
 
 
お産の後はろくに眠れないほど、女性の生活はいっぱいいっぱいになります。メイクはどうしても後回しになり、スッピン状態が続くケースも珍しくないでしょう。
 
しかしそれが逆にお肌には良く、肌本来の力を引き出す期間になっているのかもしれません。
 
佐伯さんと同様に、潤子ララビュールさんも”お肌には極力塗らない”ノーファンデ主義を掲げ、美肌をキープしていらっしゃいます。
 

 
一応補足しておくと、佐伯さんも潤子さんも「何もしない、無頓着」というわけではありません。紫外線対策と保湿は絶対に欠かしません。
 
潤子さんのようにノーファンデだと、「ファンデーションを塗らないおかげでいつでもどこでも保湿ができる」ともいえるわけです。
 
ファンデーションを塗った上からでは、保湿はできませんよね。ファンデを使わないことでアドバンテージが生まれるのです。
 
「産じょく期の女性はキレイ」から、「最小限の肌のケア」まで考えを広げてみました。
 
とはいえ、明日からいきなりファンデーション無しで、というのも厳しいものがあります。
 
しかし「いろいろスキンケアをやっているけど、どうも美容の調子が良くない」という方は、むしろ「いろいろ使うのをやめてみる」という選択もアリではないでしょうか。
 
当サイトを作成する関係上、美容関連の本にも目を通していますが、佐伯さんや潤子さんのように「できるだけ少なく」という方針で美肌を実現されている例は多いものですよ。
 
極端に聞こえるかもしれませんが、とりあえずUVケアと保湿だけという考え方でも意外とOKではないでしょうか。