自分の顔には、みんな何かしらのお悩みがあるもの。
 
どうしても気になるのであれば、整形するという手もありますが、それはやはり最終手段。
 
メイクを工夫すれば、ある程度はカバーできます。

このコンテンツでは、杉浦成規さんの著書「愛され髪のつくりかた」96~98ページから、女性多いであろう顔のお悩み三つをカバーするためのメイク法を紹介します。


 

顔の大きさをカバーするメイク

大切なのは、
 
・顔の立体感と奥行きを際だたせること
・目や鼻、唇など顔の中心を強調させること

 
です。
 
各パーツを大きく見せれば、顔の真ん中に視線が集中し、全体的に小さく見せられます。
 
具体的なメイク方法は以下のとおりです。
 
顔の外側には濃いめのファンデーションを塗ります。対して内側全体には、自分の肌色に合ったファンデーションを塗ります。
 
このように2色のファンデーションを使うことで、小顔に見せていきます。
 
目は目頭からきっちりアイラインを入れ、つけまつげでパッチリ華やかに見せます。
 
鼻のわきにはノーズシャドウを入れてメリハリを強調し、チークを顔に中心寄りに入れます。
 
唇にグロスを塗って輝きをプラスしましょう。

顔の中心にパーツが寄った、求心的な感じに仕上げれば小顔に近づきます。

鼻の低さをカバーするメイク

鼻を高く見せるには、ノーズシャドウを活用します。
 
ただし、あまりやり過ぎると舞台俳優のように大げさでケバケバしくなるので気をつけましょう。
 
最もやりやすく、失敗が少ないのは、
 
茶色のシャドウを鼻のわき、目頭から小鼻に向かってぼかしながら塗る
 
方法です。
 
強調しようとして厚く塗り過ぎたり、濃すぎる色を塗るのはNGです。ごく薄く、ぼかすように塗りましょう。
 
これは簡単なテクニックですが、顔の印象をグッと変えてくれます。まずはこれを採用してみてはいかがでしょうか。
 
鼻筋にハイライトを入れるのもオススメです。自分の目の位置、鼻の位置といった顔の骨格を正確に理解しておけば、ハイライトを入れる位置が決まりやすくなります。

目の小ささをカバーするメイク

目を大きく見せるメイクに気合い入れている女性は多いのではないでしょうか。
 
アイメイクは、ちょっとした工夫で印象が劇的に変わります。ここでは杉浦さんオススメのコツの紹介します。
 

 
まずポイントになるのはアイラインの引き方です。
 
まぶたの中央部、黒目の上あたりを太めに描くと、目を開いた時に大きく見せることができます。
 
黒いラインで目を囲む場合、下のラインは目のキワより少し外側に引きます。
 
そして上のラインを引く時は、目のキワとラインのすきまを埋めるようにしっかり塗りつぶしていきます。
 
これで、見違えるほど目がパッチリします。
 
加えて、アイラインの下に薄い色のアイシャドウでハイライトを入れると、涙袋が強調されてつぶらな目になります。