黒ずみというと、メラニン色素により色が濃くなると連想されがちですが、肌の角質が厚くなることでも黒ずみが発生します。
 
ひじやひざの黒ずみはまさにこのケースです。
 
顔・髪のケアに比べるとあまり意識されませんが、肌の露出が増えると、ひじ・ひざの黒ずみは意外と目立ちます。
 
この黒ずみは紫外線とは関係ないので、UVケアとは別の対処が必要なようです。

「スッキリ!」や「駆け込みドクター!」などのテレビ番組でもおなじみ、皮膚科医の友利 新(ともり あらた)医師のケア方法も紹介します。

ひじ・ひざ黒ずみの理由と角質

ひじや膝は皮脂腺が少ないため肌が乾燥しやすく、日常の活動でも何かと摩擦を受ける機会が多いパーツです。
 
そのため角質が厚くなりがちで、黒っぽい印象を与えやすくなります。
 
さらに・・・

パソコン作業の際、机にひじをつく
テレビを見たり人の話を聞く時にほおづえつく
立て膝で作業をする

 
といった習慣がある人は、ひじ・膝へ恒常的に圧迫刺激がかかるので、角質生成が促され、厚くなりがちです。古い角質が残りやすくなるので黒ずみを招きます。
 

 
気温が上がり露出が増える季節になると、ひじや膝が人目につく機会が増えます。
 
近年の女性は美白意識が強いので、腕も脚も白い人が増えています。
 
しかし圧迫による角質増加は紫外線とは関係ないので、気合いを入れてUV対策をしても、ひじ・膝の黒ずみが悪化することがあります。
 
腕・脚の大部分の白さに対して、ひじ・膝の黒さが際だってしまうという残念なことになりかねません。
 
次のコンテンツを参考に、角質ケアを施して下さい。

友利新医師 ひじ・ひざの角質は優しくはがす

「角質が厚くなる」と聞くと、古い角質を落とそうとして、つい力を入れて洗いたくなります。
 
しかしゴシゴシ洗ってしまうとそれが刺激となり、さらに硬くなって黒ずみを作る逆効果になりかねません。メラニン色素が沈着するおそれもあります。
 
美容皮膚科でケミカルピーリングを受ければ角質を確実にはがせますが、ひじ・ひざの角質は自宅でもケアが可能です。
 

 
最も簡単なのは入浴時にスクラブで軽くこすり、尿素クリームを塗る方法です。ゴシゴシはダメで、あくまで優しくこすります。
 
スクラブはボディケア用のものがなければフェイスケア用のスクラブでもOKです。
 
そしてここで、テレビでおなじみ友利新医師おすすめのケア方法を紹介します。

・保湿化粧水をしみこませたコットンを両膝にのせて、手で包み込んで温めながら5分ほどおく

・市販のスクラブ剤を膝に塗り、円を描くようにマッサージして角質を落とす

・保湿効果の高い尿素やヒアルロン酸などを含むクリームを塗った後、ラップでくるんでしばらくそのまま放置する
 
1~2週間に一回のペースで繰り返すと、膝の黒ずみが徐々にツヤツヤに変わってきます。
 
顔やひじにも使える方法ですが、ニキビや吹き出物ができている時期は控えて下さい。
 
(「最新版 肌美人になる スキンケアの基本」146ページより)

 
1~2週間に一度でOKですし、手間もお金もそれほどかからずに実践できるのではないでしょうか。
 
「あくまで優しく」を忘れずに試してみて下さい。
 
ひざ・ひじの黒ずみ対策は、もちろんLCさんの製品でも可能です。

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