バストトップの悩みには様々なものがあります。
 
黒ずみなど色の濃さに関するお悩みであれば、当サイトで紹介しているジャムウソープの泡パックなどで対処可能です。

しかし別コンテンツで記事にしているような乳首を短くしたい、細くしたいといった形に関する悩みは、手術でなければ対処できません。
 
これと同じようなケースとして陥没乳頭、乳輪の大きさが気になるケースがあります。
 
このコンテンツでは、これらのお悩みに対処する方法を紹介しています。

陥没乳頭とは

陥没乳頭とは、乳輪の下に乳首が埋もれている状態のことです。
 
乳首が少ししか出ていない、もしくは真っ平らな状態を扁平乳頭といいます。
 
乳首が出てこない原因は、乳管の発育が進まず、繊維化して硬くなってしまうためです。
 
放置しておくと授乳がうまくいかなかったり、乳腺炎などの原因になることがあります。
 
バスト

陥没乳頭の対処法

乳首を触ってみて出てくるようであれば、自分で治せる場合もあります。
 
市販の乳首吸引器で乳首を出すクセつけたり、妊娠中のバストが大きくなる時期に指でつまみ出すといった方法で改善する例もあります。
 
吸引器を使う場合、まずゴム球を軽く押して乳首を吸引部分に入れます。その後ゴムを緩めると乳首が吸引されます。吸引力は意外と強めです。
 

陥没乳頭手術 費用や授乳の有無による内容の違い

乳首が完全に埋まっている、重度の陥没乳頭の場合は、無理に引き出そうとすると乳首を傷つけることがあります。婦人科や形成外科で相談してみましょう。
 
手術をするなら、形成外科もしくは美容外科で受けられます。授乳にも関わる施術なので、程度や病院によっては、保険が適用される場合もあります。
 
所要時間は1時間程度、費用は、全て自己負担して35万円ほどです。
 
陥没の程度が軽い場合は、乳頭に糸を通して引き上げ、土台を固定する手術が行われます。
 
重度の場合は、乳頭を引き上げて固定した後、繊維化した乳管の癒着をはがし、より奥のほうから持ち上げます。
 
乳管が切れても問題ない場合は手術の難易度が下がりますが、今後授乳の予定がある場合は、乳管の機能を保つ必要があります。その場合の手術では高い技術が求められます。
 
症状が重いと、手術後も陥没が再発することもあります。
 
乳首は傷の治りが早いので傷跡は目立たなくなります。
 

乳輪を小さくする手術 ぶつぶつ除去も

乳輪の大きさは、手術で小さくすることができます。また、乳輪にできるブツブツも切除できます。
 
このブツブツはモントゴメリー腺という皮脂腺で、乳首や乳輪を保護する皮脂を分泌しています。
 
乳輪はドーナツ型に切って面積を小さくして縫い合わせることで小さくできます。
 
やり方には以下の二つがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
 
乳首の付け根をドーナツ状に切る
メリット・・・傷跡の範囲が小さい
デメリット・・・縫い目の色が白く抜けることがある
 
乳輪のふちをドーナツ状に切る
メリット・・・乳輪の境界がはっきりしている人は傷が目立ちにくい
デメリット・・・傷跡の範囲が大きい
 
手術の所用時間は1時間ほど、費用はひとつあたり3万円ほどです。
 
ブツブツを取る手術は、乳輪を小さくする手術と同時に行える場合もあります。