「なりたい自分は髪でつくる」の著者、砂原由弥さんは「美容が本番を迎えるのは50代から」とお考えです。
美容では若いほうが有利なように思えますが、これはどういうことなのでしょうか?
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なりたい自分は髪でつくる
同書70~71のから、一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
年齢を重ねて得られるものが美容を輝かせる
若いほうが美容面で有利なのは当然であり、砂原さんもこのように指摘されています。
20代は、何も考えなくても体は健康で、髪や肌がツヤツヤしています。
30代になると体に不調が出てきたり、今のままでいいのかと考え始める過渡期に入ります。
さらに40代は、代謝が下がって今までと同じように食べたら太る、シワやシミが増えるなど、健康も美容もそのままでは維持ができなくなってきます。
さらに年齢を重ねると、老化は進みますが逆に強みも出てきます。
そして50代。美容の老化は避けられない一方、経験からくる考察力や人間力、感情力など、脳の力でキレイを支えるようになります。
体が衰えていくリスクヘッジのために、脳をどんどん使えるようになってくるのです。
この、脳を使うという行為によって、美容は死ぬまで輝き続けることができます。
老化を補うため、頭を使って工夫をするようになるのです。
具体的には…
髪型も自分の好きなように楽しめる 年齢を重ねてからが本番
髪を例に挙げます。
髪型でいえば、若い頃はロングヘアをシュシュでひとつに結んでいるだけでも様になっていたものが、だんだんと髪がやせ、少なくなり、細くなっていき、”普通”の髪型が似合わなくなってしまいます。
髪のケアをしなければ普通どころか”マイナス”なイメージに見えてしまうので、キレイにしようという意識が出てきます。
つまり、老化のリスクヘッジのため、若い頃以上に脳を使うようになります。
それによって、髪型を個性的にデザインしたほうが、残りの人生をすてきに生きることができると気づくのです。
「気にしなければいけないこと」も減っていきます。
しかも、若い頃のようにモテを意識しなくていいので、ゆるふわでいる必要はありません。
自分の個性もわかってきて、ショートカットやグレイヘアという武器を自由に楽しめます。
今、マダムのヘアカタログが増え、グレイヘアに注目が集まっているのもそのことに気づいた中高年の方が増えたからだと思います。
若い頃とは違って「やりたいようにやれる」のです。
もし年齢を理由に”なりたい自分”をあきらめている方がいるなら、それはナンセンス。
個性的な美が発揮されるのは、脳の力が本番を迎える中高年からです。
トシをとると有利になる面もあるのですね!
「もうオシャレはいいか…」と考えるのはもったいないです。
自分の好きなように、いろいろ楽しんでみましょう。