髪型は基本的に自分の好みで決めるもの。
それで何の問題もないのですが、時には”誰かの目”を意識した髪型を検討するのもアリではないでしょうか?
美容師の砂原由弥(すなはらよしみ)さんが、著書「なりたい自分は髪でつくる」で「誰かを意識した髪型」について解説されています。
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なりたい自分は髪でつくる
同書の30~31ページから、一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
時には自分以外の誰かを意識した髪型で”武器”を増やす
髪型は、会う人に強い印象を残します。
初対面の人に会うとき、瞬間的な魅力を操作するのはやっぱり髪です。
目の前にいない人の説明をするときに「あのショートカットの子ね」「後ろにひとつに結んでいた女性がさ」と、髪型を持ち出すのも、そのいい例ですね。
なので、ある特定の人(もしくは人達)を意識した髪型は、相手に自分を印象付ける手段として効果的なのです。
この対人魅力を、どこで使いたいかと考えることも”なりたい自分”をイメージするひとつの手です。
仕事で会う人の印象を上げたいのか、意中の男性とのデートなのか、婚活の場なのか。
仕事でも恋愛でも多種多様ですが、第一印象をどこで効果的に使いたいのかによっても、武器となる髪型は変わります。
具体例として、砂原さんのお客さんにこんな方がいらっしゃいます。
お客様にフリーランスで活躍する編集者がいますが、仕事が忙しく、毎日のセットがとにかく楽な髪型であることが彼女の第一条件です。
とはいえ、編集者としてのイメージは大切。彼女の場合、結婚しているので”モテ”の要素は求めていない(そうしないことでスタイリッシュな男性ウケはよくなりますが)といった要素から、エッジの効いたショートヘアを施しています。
その方がもし結婚しておらず、モテの要素も入れたいというのであれば、ゆるやかなパーマで軽さや揺らぎ感をプラスした髪型を武器にするでしょう。
最後に砂原さんはこのように強調されています。
「魅力をどこで使いたいか、誰に対して武器にしたいのか、考えてみて下さい」
「自分が好きな髪型」は素敵ですし、長さとの兼ね合いもあってそうコロコロ変えられません。
しかし気が向いたときにでも、自分以外の誰かを意識した髪型にしてみると、自分の新しい一面が開けるかもしれません。
砂原さんも「似合う髪型は10種類」と言ってます。
「良いかも!」と思える髪型は多くて困ることはありませんしね。