美容家の小林ひろ美さんが、著書「小林ひろ美式 毎日3分美肌ケア」でクレンジングと洗顔の際の注意点を指摘されています。
同書の24ページから一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
クレンジングと洗顔 役割の違い
まずは基本的なことから。
クレンジングと洗顔では役割が違います。
クレンジングはファンデーションや日焼け止めといった油性の汚れを落とすため、洗顔はあかやほこりなどを落とすため。
つまり、役割が違うのです。
小林さんは、体質や環境などの影響がない限り、両方行うよう勧めています。
肌がとても薄くて赤みが出やすい人や皮脂分泌量が少ない50代以上の人、また粉をふくほど乾燥しているとき、季節の変わり目や体調などで肌が過敏になり、かゆみやつっぱり感がある場合などはクレンジングだけで十分ですが、そうでないならクレンジングと洗顔の両方を行うことをオススメします。
この「ダブル洗顔」については別の意見もあるので関連記事をご覧ください。
クレンジングや洗顔時の手の動き 頬ばかりをなでていませんか?
小林さんは、手の動きに注意するようアドバイスしています。
気をつけたいのは、落とすときの手の動きです。
クレンジングや洗顔のとき、できるだけ早くすませたい、など他のことに気をとられていると、どうしても手がいきやすいほおばかりを無意識になでてしまいます。
頬よりも念入りに洗うべきパーツがあります。
けれど、ほおは皮脂分泌が少なく、刺激に弱い部分。
逆に皮脂分泌が多く汚れやすいTゾーンや、凹凸があって指が届きにくい目頭、小鼻の脇など細かい部分はいいかげんになりがちです。
クレンジングや洗顔は、できれば鏡を見ながら、手が顔全体にきちんと届いているかどうかを確認しながら行いましょう。
クレンジングや洗顔は、毎日の習慣になっています。
動作自体は細かいことですが、日々の積み重ねは後に大きな差になります。
できればちゃんとした動作を積み重ねたいですね。