肌の潤いを保つには、洗顔後にできるだけ早く化粧水をつけるのがポイントです。

美容家の小林ひろ美さんが、洗顔後の化粧水の重要性について、著書「小林ひろ美式 毎日3分美肌ケア」で解説されています。
 
同書の42ページから一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)


小林ひろ美式 毎日3分美肌ケア(楽天市場)

洗顔したら90秒以内に化粧水を

小林さんは「洗顔後、90秒以内にうるおいタンクを満タンにしましょう」として、できるだけ早く化粧水をつけるよう勧めています。

肌の中に「うるおいタンク」があると思ってください。
 
ここのうるおいが足りなくなる(=乾燥する)と、肌は水分を出せないので、皮脂で補おうとします。
 
そうすると、カサつくのにベタつくという状態に。
 
(中略)
 
洗顔後の何もつけていない肌からは、秒単位でどんどん水分が奪われていきます。
 
スタート地点から上手に走り出すには、洗顔後、90秒以内につけるのが理想。

肌へのつけ方にも気を配りましょう。

水分は化粧水で与えるしかありませんが、ちゃちゃっとつけるのではなく、きちんと肌に入れ込んで初めて「うるおいタンク」が満たされます。
 
化粧水だけでも、内側から持ち上げられたかのようなハリを感じられますよ。
 

化粧水のもうひとつの役目 お風呂でスキンケアする注意点

肌に潤いを与えるのが化粧水の役目なのは言うまでもありません。
 
小林さんによると、それに加えて化粧水にはもうひとつ役目があるそうです。

さらにもうひとつ、化粧水には、肌の中にうるおいの通り道を作り、そのあとにつける乳液や美容液を入りやすくする役目もあります。
 
いわば、保湿というリレーのトップバッター。
 

乳液や美容液を肌に導く役目も持っているんですね。
 
小林さんの本には、素早くケアするための工夫や、お風呂で洗顔した後の注意点もあります。

洗面所に化粧水と乳液をおいておくのもいいですし、お風呂で洗顔するなら、バスルームに化粧水と乳液を持ち込んで、中でスキンケアをすませてもOK。
 
ただし、だらだらと汗をかいていては、化粧品は入りません。
 
タオルで汗をふきとってからスキンケアを。

スムーズにケアするためには、準備や段取りが大事です。
 
洗顔して「あれ?化粧水は?」と探したりしないよう、決めた場所に常に置いておくようにしましょう。