「美容のために一日に水を2リットル飲みましょう」とはよく知られています。
 
しかし「水を飲むとむくみが心配」と感じる方はいませんか?

美容とむくみ防止を両立させるポイントを、小峯貴子さんの著書「今すぐ美肌習慣(楽天市場)」82ページから紹介します。

小峯貴子さん 2リットル飲む習慣を

小峯さんは、水を飲むことの重要性を強調されていていますが、実践できている人はかなり少ないそうです。
 
この件について、「今すぐ美肌習慣」でこのように書かれています。

良いことと知っていても実践ができていない方が非常に多いのです。
 
講演会で、「お水を毎日2リットルぐらい飲めば良いか知っていますか?」とお尋ねすると、ほぼ100%の方がご存じです。「では、毎日それだけ飲んでいますか?」お尋ねすると、「飲んでいます」と答える方は1割にも満たないのが現状です。
 
美容の講演会に出席するような意識の高い方々ですらそういう状況ですので、それ以外の方で毎日2リットル飲み続けているという方は、稀だと思います。

実はかくいう私も、2リットルは飲めていません。(知ってはいるのですが…)
 
しかし小峯さんは水分補給は美容に欠かせないとされていて、その重要性から「飲むのを習慣にするべき」と主張されています。

「水を飲む」ということを習慣にしていただきたいのです。
 
では、どのようにしたら習慣にできるのでしょうか?
 
(中略)
 
最初は「水を飲まないといけない」という強い意志を持ちましょう。90日間、ひたすら頑張ってください。
 
あとは、一生、オートマティックです。水を飲むということが習慣化されて無意識の行動になってきます。
 
そうなれば、もう一生涯、何の努力をすることもなく水を飲める人になります。
 
水を飲む女性

水を飲むのは大事、とはわかりましたが、水分をたくさんとるとむくみが気になるのも事実。
 
あちらを立てればこちらが立たず、というわけですが、小峯さんはその対策も提案されています。
 
次コンテンツをご覧ください。

むくみを防ぐ飲み方と筋トレ

小峯さんは、水を飲む時間によってむくみを招くかどうかに違いがある、とされています。

水は、純粋な水を2リットル飲んでください。コーヒー、紅茶ではなく、少し暖かい水をなるだけ午前中に。
 
なぜなら水分代謝は午前中に行われるからです。筋肉量が男性に比べて少ない女性は、午後以降に飲んだ水がむくみの原因になることもありますので、注意が必要です。

つまり水を飲むなら午前中がおすすめというわけです。
 
特に起きた直後は体が水分不足なので、少し多めに飲んでも大丈夫でしょう。
 
また、「午後以降に飲むとむくみの原因になりうる」といっても、「むくみが気になるから飲まない」のはちょっと極端です。特に暑い季節は危険でもあります。
 
加えて当サイトとしては、脚を鍛える筋トレも推奨致します。
 
小峯さんも指摘されているように、脚がむくんでしまう原因のひとつに筋肉不足があります。
 
脚の筋肉が少ないと体液を循環させる力が不足し、重力に負けて体液が脚に溜まったまま(=むくみ)になるのです。
 
時間を見つけてスクワットやかかと上げを実践してみてはいかがでしょうか。
 
少しくらい水分を多くとってもむくみ知らずな体になってくれます。