バストは本来赤ちゃんに授乳するための器官です。
 
その本来の機能を果たす際にも、バストの美容を気にするなら注意しておきたいポイントがあります。

バストの大きさと授乳、授乳後の垂れについてまとめてみました!
 
このコンテンツは銀座みゆき通り美容外科・北村珠希院長の「オトナ女子のためのおっぱいケア手帖」60~62ページを参考にしています。

バストの大きさと母乳の関係

バストが大きい人は、何となく「母乳がよく出る」というイメージはないでしょうか?
 
その大きさゆえに、作られる母乳の量も豊富のように思えます。
 
ママと赤ちゃん
 
おっぱいの大きさは、母乳の出のよさとは関係ありません。
 
「バストが小さいので、母乳が出にくいのではないか」といった心配はいらないのです。バストが小さくても母乳はちゃんと出ます。
 
それでは、大きなバストは何が違うのでしょうか?
 
大きなバストは、ためられる母乳の量が多くなります。これは大きなサイズが持つ利点です。
 
対して、小さいおっぱいでも利点があります。
 
多くためられないため、必要なときに母乳が作られます。できたての新鮮な母乳を与える機会が増えるので、赤ちゃんもたくさん飲んでくれます。すると母乳の分泌もどんどん良くなるのです。
 
胸が小さいアドバンテージも理解しておいて下さい!
 

 
母乳が出にくくて授乳がうまくいかない場合は、身体を温めながらのマッサージを試してみましょう。
 
おっぱい全体や乳首をマッサージすることで母乳の出が良くなります。身体を温めやすい入浴中に実践するのがお勧めです。
 
片手でおっぱいを支えながら、もう片方の手で上下左右にさすり、おっぱい全体を刺激しましょう。
 
乳首は根本から先まで、指で圧力を加えながらマッサージすると乳首が柔らかくなり、赤ちゃんが吸いやすくなります。
 
(出産後の女性の状態は人によって違います。マッサージするのが不安な場合は医師に相談してください)

授乳によるバストの垂れを防ぐには

「授乳後はバストが垂れる」とはよく聞く話です。
 
おっぱいは妊娠中に大きくなり、赤ちゃんが卒乳すると元の大きさに戻ります。皮膚の伸び縮みが起きるので、ある程度垂れてしまうのは仕方ありません。
 
加えて、おっぱいを赤ちゃんに引っ張られるため、どうしても垂れ気味になってしまいます。
 
寝ている赤ちゃん
 
しかし授乳の際に意識することで、おっぱいの形をキープできるポイントがあります。
 
まず授乳の際に赤ちゃんを低い位置に置かないことが大事です。
 
赤ちゃんの位置が低いと、どうしてもおっぱいが下に引っ張られてしまいます。これを毎日、1年以上続ければ垂れてしまうのは仕方ありません。
 
授乳クッションなどを使って赤ちゃんをおっぱいに近づけましょう。
 
添い寝をしながらの授乳は楽ですが、おっぱいがつぶれたり伸びやすくなります。
 
たまに行うのはOKですが、習慣になるとバストが崩れてしまいます。なるべく座って授乳しましょう。
 
 
授乳期間には、おっぱいが痛くなる乳腺炎のリスクが高まります。
 
乳腺炎は乳頭から菌が入って乳腺が細菌感染する場合と、母乳が乳腺にたまって炎症を起こす場合があります。
 
細菌感染の場合は、痛みとともに高熱が出ることがあります。こうなると抗生物質による治療が必要です。
 
バストの痛みが起きたら、できれば痛み始めた日とその継続期間、痛みの場所や特徴などを記録しておきましょう。医師と相談して治療する際の助けになります。
 
ちなみに生理前にバストが痛むのは、ホルモンの働きにより乳腺が増えてバストが張っている状態です。しばらくすれば落ち着くので、特に治療する必要はありません。