眉毛は、まつ毛やアイメイクと比べると話題になることは少ないですが、表情を決める大事なパーツです。
 
このコンテンツでは眉毛に関する話題を二つお知らせます。
 
佐伯チズさんが使っていた”ペンシル”、眉毛のバランスや形と印象の関係をまとめています。

(このコンテンツは美肌革命94~95ページと「愛され髪のつくりかた」92~93ページを参考にしています)

佐伯チズさんおすすめ 眉毛用文具鉛筆

美容アドバイザーの佐伯チズさんは、眉毛を文具の鉛筆で描くことがあります。
 
ちょっと聞くとえっ?と思いますが、そもそもアイブロウ”ペンシル”は鉛筆ですし、プロのメイクさんは昔から鉛筆を使っていたそうです。
 
一時期は「エボニー」という画材用の鉛筆が眉用ペンシルに使えると話題になりました。
 
資生堂さんから販売されている眉用鉛筆も、文具とほとんど差がないですよね。
 

 
佐伯さんが愛用しているのは三菱uniの6B鉛筆です。
 
化粧品メーカーのアイブロウペンシルと比べると、文具鉛筆にはこんな利点があります。

芯が硬いので、眉毛を一本一本描き足しやすい
ベッタリつかないのでナチュラル
六角形なので持ちやすく使いやすい
初心者にも失敗が少ない
値段も安い

 
佐伯さんは眉の描き方は以下のとおりです。
 
・眉毛の起点から眉山までを一気に結ぶ
・目尻に向かってゆるやかに流す

 
佐伯さんの場合、鉛筆で描いた後にメイク用の眉墨で少し描き足します。
 
鉛筆のグレーがかったところにブラウン系の色をさせば、立体感がぐっと増すのです。
 
またマスカラを少し手にとって眉ブラシの先につけ、眉毛をとかすようにして薄くつけると、さらにプロっぽい仕上がりになります。
 
佐伯さんは眉毛だけでなくアイラインにも鉛筆を使っています。
 
かなり使える鉛筆ですが、欠点は長すぎてポーチに入らないこと。
 
佐伯さんは携帯用の鉛筆はあらかじめ半分にしてキャップをつけてポーチに入れています。

正しい眉バランスと形による印象の違い

眉は、眉頭、眉山、眉尻の3パーツに分けられます。
 
バランスが整っている眉とされる条件は以下のとおりです。

両眉の間隔が目ひとつ分の広さ
眉山は全体の三分の二前後の部分に位置する
眉頭と眉尻は水平線上にある
眉尻、目尻、鼻の外側が一直線上にある

 
以上の条件がそろうと、最も美しく見えるとされています。
 
日本人の顔は、眉と目の間隔が離れているケースが多いのが特徴です。
 
欧米人のように立体的な顔で、かつ顔を小さく見せるには、この眉と目の間の距離を短くするのがポイントです。
 
眉を描くときはなるべく下に描き足すようにしましょう。眉毛を抜くときも、下側ではなく上のほうの眉を抜くのがおすすめです。

眉の形と印象の違い

人の顔を描くとわかるように、眉毛は感情をとても表しやすいパーツです。
 
眉尻が上がっていれば怒っている、下がっていればがっかりしているなど、実にわかりやすく変化します。
 
これは当然メイクをする際も同様で、どんな形の眉を描くかで顔の印象も変わってきます。
 
眉の形と印象の違いをまとめます。
 
・眉山に角をつける
洗練された感じ。丸顔の人に合う。
 
・全体的に丸みのある眉
女性らしい感じ。四角い顔や逆三角形の顔に合う。
 
・アーチ型
おしゃれに見える。逆三角形の顔や額が広い人に合う。
 
・ストレート型
ナチュラルで少し男性的。長い顔の人に合う。
 
・上がった眉
挑戦的で男性的に見える。丸顔、正方形の顔に合う。
 
自分の顔の形や、与えたい印象によって眉の描き方を変えるのも良いのではないでしょうか。