突然ですが、こめかみに指を当てて軽く押してみて下さい。
 
ツーンとした痛みがありませんか?


 
もし痛むなら、眼精疲労かもしれません。
 
実はこれ、やってみると私はけっこう痛いんです。日頃からスマホやPCを見つめる時間が長いからでしょうか。
 
しかし押して痛むということは、そこをマッサージすると不調の改善が期待できます。
 
加えてこめかみのマッサージは美容にも良いんですよ!
 
以下にやり方などを紹介します。
 
(雑誌「壮快」2022年2月号(楽天市場)86~88ページを参考にしています)

こめかみゆらしの効果 目がスッキリ 小顔・美肌にも!

パーソナル整体「からだリフォーム」代表・柔道整復師の萩原健史さんは「こめかみゆらし」を提唱していて、眼精疲労はじめ様々な不調の改善や美容にも良いとされています。
 
萩原さんはこのように解説されています。

簡単な方法ですが、頭や顔周りのコリをほぐし、頭痛や眼精疲労などの目の症状、耳鳴りといった耳の症状の緩和、そして美容にもとても有効です。

効果の具体的な内容としては、こんな感じです。

その場で多くの人が実感するのが、目がスッキリすることです。
 
「視界がパッと明るくなった」「目のかすみや疲れが取れた」とおっしゃるかたが多いです。
 
目がパッチリと開き、目の大きさ自体が変わる人もいます。
 

美容面ではこんな効果があります。

こめかみゆらしは、側頭部からあごにかけての骨格のずれや筋肉の緊張を緩めるので、顔のゆがみが気になる人は毎日の習慣にするとよいでしょう。
 
あごのラインがシャープになるので、小顔効果も期待できます。
 
このほかにも、たるみが取れて顔が引き締まる、肌の血色がよくなるといった効果があります。
 
血液は最高の美容液ですから、頭部や顔の筋肉の緊張が緩んで血流がよくなると、自然と肌の状態もよくなるのです。
 
姿勢の矯正も併せて行うと、さらなる美容効果が期待できるでしょう。
 

要はこめかみをマッサージすればいいわけですが、萩原さんおすすめのやり方があります。
 
以下に紹介します。

こめかみゆらしのやり方 萩原さんオススメ

様々な効果が期待できるこめかみゆらしですが、やり方は実に簡単です。
 
道具も必要ありません。

こめかみゆらしのやり方
1 左右のもみあげの上、眉毛の横あたりで、へこんでいるところに両手の親指以外の4本の指を当てる。親指は自然な位置に添える。
 
骨をつかむように、痛くない力加減で押さえる。
 
2 しっかり押さえたまま、骨をゆらすように両手の4本の指を上下に動かす(できるところまで)。目安として、1秒に1~2往復くらいの速さで動かす。これを30秒行う。
 
一日に1~3セット行います。4本の指は皮膚をこすってはいけません。
 
好きな時に行ってOKです。仕事や家事の合間や、入浴中に行うのがお勧め。
 

 
現代はほとんどの方がパソコンやスマホを長時間見つめており、知らない間に目を酷使しています。
 
試しに「こめかみゆらし」を実践してみてください。美容効果も期待できるので一石二鳥ですよ!