美容師の砂原由弥(すなはらよしみ)さんが、著書「なりたい自分は髪でつくる」で、「自分に似合う髪型」について解説されています。

あなたに「似合う」と思える髪型はいくつありますか?

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なりたい自分は髪でつくる


「自分に似合う」考え方の例として、同書の24~25ページから一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)

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自分に似合う髪型は10個以上!実はいろんな可能性 しかも古くならない

自分に似合う(もしくは気に入っている)髪型は多くはなく、ほぼ固定されているもの。
 
それで問題ないのですが、時には別の「似合う髪型」を探してみると、自分の新しい魅力に気づけるかもしれません。
 
砂原さんは「誰しも似合う髪型はひとつじゃない」としていて、プロの目で見ると「似合う髪型」は10個ほど候補があるのだそうです。

お客様の髪を切るとき、私には、その方に似合う髪型が10~15パターンくらい浮かびます。
 
多少の差はあれ、「ショートが似合わない」とか、「似合う髪型がひとつしかない」という人はおらず、ロング、ボブ、ショートなど異なる長さの中でその方の魅力を引き出す髪型が複数思い浮かぶのです。
 
その選択肢の中から、本人の意思や今ある環境、なりたい方向性などをヒアリングしてすり合わせをしていきます。
 

こうして見つけた髪型は古くなることがありません。

選択肢には明るい髪の色やベリーショート、もっと派手なスタイルもありますが、それを選んでお客様の仕事がしづらくなるのは本意ではありません。
 
似合う髪型の中からいちばんいい落としどころを見つけて、ヘアスタイルをつくりあげていきます。
 
そうやってできたヘアスタイルは、その人になじむオートクチュールのカットなので、古くなるということはありません。
 
流行ではなく個性に合わせるので、同じ髪型を続けても古くなることがないのです。

さらには「なりたい自分」を実現することも可能です。

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なりたい自分を実現する コンプレックスは個性として活かす

髪の長さ、色、一部をカールするなど工夫の仕方は数多くあります。
 
うまく組み合わせて様々なイメージの演出は可能です。

さらに、お客様に似合うだけでなく、”なりたい自分”に合わせて、かっこいいにもかわいいにももっていけるのが美容です。
 
10~15の選択肢の中から、その方がかっこいい印象になりたいならコレ、かわいい印象になりたいならコッチというように、髪型で印象をプロデュースすることができます。
 
「顔が丸いから」とか「頭が大きいから」といった顔や頭の形、「猫っ毛」「クセが強い」「髪が多くて硬い」など毛質を気にされる方も多いですが、本人がコンプレックスと思っているものは個性であり、美容では武器になります。
 
誰しも個性があり、個性を隠すのではなくいかしたヘアスタイルを選べば、オリジナリティのある魅力的な外見につながるのです。
 

一般の女性にとって髪型候補は10個も必要ではありません。
 
「どうすれば似合うか」をじっくり考える時間もありませんしね。
 
しかし髪を切る(伸ばした)といった機会では、美容師さんと相談して「似合う髪型」を新しく発掘するのもアリではないでしょうか。
 
それほど大きな変化でなく、分け方を変えるだけでも印象が変わるかもしれませんよ!(関連記事をご覧ください)

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