紫外線対策と聞くと夏を連想しますが、現代は多くの女性が一年中UVケアを意識しているのではないでしょうか。
光老化を防ぐのは美容の基本とはいえ、日焼け止めを塗るのはちょっと面倒なもの。
また日焼け止めのベタベタ感が苦手、あるいは肌への刺激が気になるという方もいるでしょう。
そんな方のために、美容アドバイザー・佐伯チズさんの「裏ワザ」を紹介します。
佐伯さんの著書「美肌塾」82ページを参考にしています。
裏ワザ 日焼け止め・リキッドファンデ・下地クリームを混ぜる
佐伯さんは、日焼け止めの「裏ワザ」についてこのように語られています。
実際にSPFの数値が高いものは重たい感じがしますし、肌トラブルも起きやすいものです。
もっとも私の場合は、SPF15程度のものしか使いませんが、それでも肌への刺激を少なくするために、こんな方法を実践しています。
(82ページ)
その裏ワザとは、現在使っている
・SPF(日焼け止め)
・下地クリーム
・リキッドファンデーション
の三つを手のひらの上で全て混ぜてしまう
というものです。
混ぜる量は、それぞれパール大を1対1対1でOKです。
えっ!混ぜて大丈夫なんですか?ってビックリしますよね?
これについて佐伯さんはこのように解説されています。
これを実際にやると、みなさん目を丸くして「違う化粧品を混ぜていいんですか?」とおっしゃいますが、どうせ顔の上で混ざるものですから、問題ありません。
それぞれを急いで重ねづけし、顔の上でグシャグシャになるよりも、きれいに仕上がって、肌にもやさしいのです。
「どうせ顔の上で混ざる」と言われてみれば、確かにそうですよね。
化粧水や美容液で肌を整えたあとにこれを塗れば、紫外線対策から保湿、そしてベースメイクまで一度に済んでしまいます。
「塗る」作業も一回だけなので、時短にもなりますよね。塗る順番に悩まされることも無くなります。
(ただし一度に三種類をまとめてつけるので、多少化粧崩れする恐れはあります。しっかり肌になじませて、入れこむようにつけて下さい)
佐伯さんも一年中紫外線対策を欠かしませんでした。
この三種類を混ぜたものを、その一日の塗り直しに必要な分量だけ小さな容器に入れて持ち歩いていたそうです。
SPF1で、肌を紫外線から15~20分守ると言われているので、屋外にいる時間を考えて用意するのです。
三種類の相性が合わず、うまく混ざらない、肌になじまない、といったケースもありえます。
しかし問題なく使えるようであれば、時短になり、かつ肌への刺激も軽くなるのでなかなかイイ感じじゃないですか?
一度お試しあれ!